暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
奇跡のコラボ!『宇宙世紀UC外伝 もう一つのUC計画』×『ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜』後編
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
いします…』
「あっおい待っ! 」
言いかけたところで目の前が虹の輝きにより見えなくなり、さらに意識が遠のっていく。そして意識を失う直前に頭にまた声が響いてきた。
『ありがとうございました……』
ーーー−−
「ん…ここは…」
目を覚まし周りを見ると、そこはコクピット内部になっていた。後ろを見ると番外個体が席に寄り掛かって目を閉じている。
「にしてもあれはいったいなんだったんだ?夢にしては妙に鮮明だったな」
考えていると、ハッチの外から叩かれる音がした。その音で番外個体も目を覚ましたようだ。
「…カペル。あれは夢だったのだろうか? 」
「さあな。けど、悪くねぇ夢だと思うぜ? 」
「そうだな…」
微笑みながらも番外個体は答えた。もしあの夢みたいに平和な所が本当にあるのだとしたら、それはいずれ現実に訪れるといいな…。
そう思っていると、いまだにハッチを叩かれているのでそろそろ開けようかと思い、ハッチを開いた。
ーーー−−
『BATTLE ENDED』
ケルサスガンダムが自身の攻撃に耐えきれず両腕が破壊し、すぐにガイトラッシュで切り裂かれて撃破されてしまった。その直後、目の前に強い光が放たれて目を眩ませる。
「な、何!? 」
「眩しい! 」
光が収まったので目を開けると、ついさっきまでいたカペルと、番外個体と言われた女が消えていた。
「どういうことだよ…」
「イチヨウさん。カペルさん達は? 」
「わからぬ。おそらく、元の世界に戻ったんじゃろう」
「そうか…帰ったのか」
あの光は、カペル達が帰った時の光だったのか…。
「にしてもあの人。戦いながら私達の欠点をすぐに見抜いて指摘してきたわね」
「ああ。すごい人だったな」
「おかげで改修案が固まったよ。よし!すぐにヒロヤ君の家に戻って早速始めよう! 」
「気が早いなおい。まあいいけど」
「じゃあ戻りましょうか」
バトルシステムから離れすぐに店から出ようとすると、入口にヨシナ達が立っていた。
「サオトメ君。奥でいったい何をやっていたんだ?けっこう時間がかかっていたが」
ヨシナにそんなことを聞かれ、トウイとシノの方を見て顔を合わせ頷く。二人も同じことを考えていたようだ。
「特になんともないさ。じゃあ俺達は戻るから。またな」
片手を上げて店から出た。今日は現実とは思えない体験をさせられたけど、それは意義のある体験だった。あの人達のおかげで、俺達はまだまだ強くなれるとわかったのだから…。
『宇宙世紀UC外伝 もう一つのUC計画』×『ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜』
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ