暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
コラボスペシャル!
奇跡のコラボ!『宇宙世紀UC外伝 もう一つのUC計画』×『ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜』前編
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
暑さにやられてんじゃないかよ…」

テーブルに突っ伏しているシノに言い返す。てかトウイに関しては喋る気力も無いらしい。

「なんでエアコンが無いのよ…。前来た時は確かあったわよね? 」

「俺たちがニールセンラボに行ってる間に壊れたらしいんだよ…」

「タイミングが悪いわね本当に。まあ扇風機があるだけましかしら…」

「その肝心の扇風機は二台しかないがな…。しかし今日の気温は最高気温は三十七℃だ。あまり意味をなさないぞ…」

「〇△◇∽…」

「何言ってっかわかんねぇよ…。ちゃんと発音しろトウイ…」

おそらく『不幸だ…』って言ったんだろう。今の雰囲気がそう物語っているし。

「皆〜。かき氷いるかしら〜? 」

「「「いる(いります)!! 」」」

母さんが扉を開けて、かき氷を三人分持って入ってきた。助かるわぁー。

「シロップはここに置いとくから、好みの味にしてね〜」

「ありがとうございます。本当に助かりました! 」

「いいのよシノちゃん〜。暑いし大変でしょ?けど暑いからって冷たいものはとりすぎないようにね」

「わかってるよ。んで、エアコンはいつ新しくなるんだよ? 」

「三日後に父さんが帰ってくるから、その時に直してもらうわ〜」

かき氷にシロップをかけて食べ始めながら聞いてみると、親父が帰ってくるという話までされた。てか親父直せるんだ。

「けど三日間はこの暑さに耐えなきゃいけないのかよ…」

「ヒロヤ君。たった三日ぐらい我慢しなよ」

「さっきまで喋る気力も無かった奴のセリフかそれ? 」

「でも私とトウイの家はしばらく無理だし、しょうがないわね」

三人でため息をはくもかき氷を食べる。

『遥か先へ〜♪あまねく記憶たずさえて♪』

誰かの電話が鳴ると、どうやらトウイの携帯だったらしい。てか着信音はせめてガンダム系にしろよ。

「まあまあ…。もしもし。こちらハルカゼ トウイ…探偵さ」

「普通に出ろアホンダラ」

「はい…。はい…。えっ?なんですかそれ?どういうこと?あっはい。わかりました」

電話を切ると、なにやら顎に指をかけて考え始めた。その姿は真面目に探偵に見えたのは気のせいだろうか。

「それで、誰からの電話なの? 」

「イチヨウさん。なんか力を貸してほしいから今すぐ来てくれって」

「はあ?どういうことなんだよ? 」

「詳しいことは着いたら説明するらしい。とにかく二人も来て。場所はイチバ模型店。念のためガンプラ持っていこう」

そう言われすぐに支度を始め、イチバ模型店に向かった。

ーーー−−

意識が戻り目を開けると、そこはコクピット内ではなく、どこかの街のになっていて、公園の椅子に座ってい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ