番外編044話 if 真・恋姫無双編 14話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
峻から勧められ、名医と名高い華佗に診てもらったのだが、その結果が全くの健康体だった。
これには冥琳本人も混乱したのだが、アクセルがシェリルの件を思いだした事により一件落着となる。……ただし、その後暫く華佗がアクセルの身体に興味を持って呉に居座り続けたのだが。
ただ、その結果霍峻の知識を含めて呉の医療技術は急速に発展する事になる。
その中には、アクセルの空間倉庫の中に入っていた各種薬も影響しているのだが。
また、アクセルが不老の存在だと知った雪蓮と冥琳が死別するのを嫌がりアクセルと共に生きる事を望む。
だが空間倉庫の中には時の指輪はなく……最終的にとった手段は、アクセルの血を飲むということだった。
高濃度に圧縮された魔力の詰まったアクセルの血は、魔法使いであっても……それこそ真祖の吸血鬼であるエヴァですらも摂取しすぎれば危険な代物なのだが、雪蓮と冥琳の2人がそれをどうにかこうにか乗り越えたのは、やはり愛の力だったのだろう。
また、それを機に雪蓮は呉の玉座を正式に蓮華へと譲る事を決め、不老となった2人とアクセルの3人は公の場から姿を消す。
……尚、その際にアクセルは蓮華に告白され、思春と共に一夜だけの恋人として過ごしたという噂が流れた。
その後、呉は栄え続けて数百年以上も国が存在し続け、最終的には漢という国すらも併合する事になる。
だが、それを見届ける前にアクセル、雪蓮、冥琳は完全に呉から姿を消していた。
風の噂に寄れば、光の繭のようなものと共に数人の女が姿を現し、アクセルに対して抱きついていたという話もあり、それがアクセル・アルマーという人物がこの世界において最後に姿を現した出来事となる。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ