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転生とらぶる
番外編044話 if 真・恋姫無双編 14話
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た曹家に関しては袁家程の没落ぶりはみせなかったが、それでも天下統一を目指すのは不可能となった。
 寧ろ、能力が高いだけに詠や冥琳も監視の目をこれ見よがしに送り込み、24時間常に監視の目に晒される。しかし、それでもさすがに華琳と言うべきか、きっちりと仕事をこなし続け、常に結果を出し続ける。
 結果的には治世の能臣という人物評に相応しい活躍を続けるのだった。
 桃香に関してもアクセルからの進言により華琳と同様の処置がとられ、こちらもまた優秀な部下の力を借りて自らに任された土地を過不足なく治める事に成功する。
 寧ろ桃香本人は結果的には漢で争いが少なくなった為、望んでこの結果を受け入れていた。
 もう1人の劉備軍の重要人物でもある一刀は、桃香と共に与えられた土地を治め、同時に劉備軍に所属している殆どの武将との間に子供を作ることになる。
 馬超や公孫賛もまた反董卓連合軍に所属したとして一律に罰せられるが、五胡と接している防壁という土地柄や、あるいはアクセル自身が殆どその名前に聞き覚えがなかった事もあり、桃香や華琳程厳しい処分はなかった。
 また、シ水関から上手い具合に撤退する事に成功した劉表軍だったが、他の諸侯が軒並み捕虜となっている以上は自分だけで孫呉・董卓連合軍に対抗出来る筈もなく降伏の道を選ぶ。
 その潔さを認められ、財産の没収と監視の派遣だけで済まされる事になる。
 また、劉表の部下として高名だった霍峻がアクセルに接触。その後の詠と冥琳の協議により、霍峻は孫呉預かりの身となり客将となる。
 本人は色々と納得していなかったが、劉表の下に霍峻程の有能な人物をつけておくとまた厄介な事になりかねない為の処置だった。
 事実、霍峻は優秀であり孫呉の発展に関して大いに力となる。
 何だかんだ言いつつアクセルともそれなりに仲良く過ごしていた。
 特にアクセルからこれまで経験してきた世界の事を聞かされると、自分好みのアニメや漫画、ゲームの世界を巡ってきたと知り、酷く羨ましがるという一幕も。
 尚、霍峻は最終的に何故か孫尚香とくっつき――より正確には捕食され――名実ともに呉の重鎮となる。
 その後、呉は霍峻の知識やアクセルの反則的な能力の数々、冥琳や穏、亞莎を始めとした有能な人物の指揮の下、大いに栄える。
 最終的にその版図は広大になり、漢からの完全な独立という形で中国は三國志ではなく二國志といった形で後世に伝わる事になる。
 ……尚、原作であれば病気により死んでいた筈の冥琳なのだが、アクセルに毎晩のように抱かれていた影響か、いつの間にか病が綺麗さっぱりなくなっていた。
 冥琳本人は自分はそう長くないだろうと判断していたにも関わらず、気が付けば全くの健康体になってたのだ。
 三國志に関して詳しい知識を持っていた一刀や原作知識を持っていた霍
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