第百三十話 夜天の魔導書
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まっている状態とのことだ。
大輔「なあ、あんた。何とかして声を外に出すことは出来ないか?」
「自由になった今なら出来なくはないが……。」
大輔「よし、決まりだ。ルカ達にボコボコにしてもらおう。そしてはやてに名前つけてもらおうぜ」
「主に?」
大輔「ああ、女の子に“あんた”とか“管制プログラム”とかはねえだろ。というわけで音声よろしく」
サラリと言い放つ大輔に知らず知らずのうちに夜天の魔導書の管制プログラムも笑みを浮かべていた。
不思議と元気と勇気が沸いてくる。
大輔「あんたも笑えるのか」
「え?」
大輔「うん、あんた美人だから笑うとすげえ可愛い。俺が保証するよ」
「あ、ありがとう…そういえばあなたの名は…」
大輔「大輔、本宮大輔だ。よろしくな。」
「あ、ああ。大輔、外にいる者達に声が聞こえるようにすればいいのだな?」
大輔「ああ、頼む」
大輔『皆、聞こえるか?聞こえるなら返事してくれ』
なのは『大輔さん!?』
ヴェノムヴァンデモンから聞こえてくる大輔の声に全員が動きを止めた。
大輔『こちら大輔。夜天の魔導書の管制プログラムの救出に成功した。成功したのはいいんだけどさ。バルバモンが色々弄くっちゃったせいで、管制プログラムの制御を受け付けねえんだ。だから、このヴェノムヴァンデモンをボコボコにして脱出出来るようにしてくれ。瀕死にしてくれれば自力で脱出出来るからさ』
全員【了解!!】
大輔『それからはやて、管制プログラムの彼女に名前を付けてくれないか?』
はやて『名前?』
大輔『ああ、女の子に“あんた”とか“管制プログラム”とかはないしな。何かいい案ないかはやて?』
はやて『うーん。じゃあ、夜天の主の名において、汝に新たな名を贈る。強く支える者、幸運の追い風。祝福のエール、リインフォース!!…とかはどうや?』
大輔『だとさ。どうだ?』
『あ、ありがとうございます主』
大輔の他に女性の声が聞こえた。
恐らくはこれが夜天の魔導書の管制プログラムの声なのだろう。
ルカ『では、皆さん。行きますよ!!』
全員【おう!!】
全員がヴェノムヴァンデモンに突撃する。
ヴェノムヴァンデモンが魔力弾を放つが、アルフォースブイドラモンには掠りもせず、一撃を喰らわせられる。
アルダモン[ブラフマシル!!]
ベオウルフモン[リヒトアングリフ!!]
ウォーグレイモンX[ポセイドンフォース!!]
Bウォーグレイモン[ガイアフォース!!]
最年少組の攻撃がヴェノムヴァンデモンに
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