第十二話 【H×H編】
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、ここが本当にハンター×ハンターの世界ならハンターライセンスを取れれば最低限の身分証明書代わりにならないか?
成るかも知れない。
思い出せ、俺!
くっ!ゼロ魔への転生にあたり、ゼロ魔のストーリーについては反復して思い出していたが、それ以外なんて殆ど忘れてしまっている!
ハンター×ハンターも主人公がハンター試験の後に念というでたらめな力を手に入れるといったことくらいしか覚えてないぞ!
後、仮想現実っぽいゲーム。
あれは話が良く出来てたから未だ微かに覚えている。
念もハンターなら皆使えてたような気がする。
念と魔法。
どちらが強力かは解らないが、使えるに越した事はない。
どうやら初歩の纏?だかはできたっぽいから念を使うことは出来るのだろう。
「…ぉぃ…おぃ、聞いてるのか」
「あ、ああ」
「そうか。それでお前らこれからどうするんだ?この島は私有地だし今はある物を作っている最中だ、とりあえず近くの町…といっても海の向こうだが…に連れて行くが」
「あの、その、出来ればしばらくここにおいて欲しいんですが」
「あん?何でだ?」
「その、念?ってやつを教えて欲しいのですが」
ハンター試験?に合格するために。
何よりこの世界で生きる基盤を手に入れるためにライセンスが必要なのですよ!
「別に構わないが」
「おいおい、いいのかよジンよぉ」
今まで黙ってジンの脇に居た不衛生な男がジンに確認する。
「良いじゃないか。丁度今造っているこのゲームのテストプレイヤーが欲しかったところだ。念初心者ならば適役だろう?」
「そりゃそうだけどよ」
「という訳で、こいつらの世話と念の修行はドゥーンに任せる」
「はあ!?こいつらを連れてきたのはお前だろう!?」
「お前が適役だ。任せたぞ」
「お、おい!」
そう言い残して部屋から出て行くジン。
「ちっ、あいつ人の言う事を全く聞きゃしねえ。おいお前ら」
「は、はい」
俺は恐縮して返事をする。
「ジンがああいった以上、お前らの面倒は俺の担当って訳だ…念についても教えてやるが、まあ今日はゆっくり休め」
そう言ってドゥーンも部屋から出て行った。
去り際にめんどくせえと聞こえて気がするが、とりあえずしばらく俺達はここで厄介になれるみたいだ。
「アオ」
「あ、ああ」
「さっきの念?についてだけど」
と、ソラ。
「その前に1つ重要な事がわかった」
「なに?」
「ここは前の世界とは違う漫画の世界らしい」
「…本当?」
流石にソラもこれには驚いたようだ。
「本当…」
俺達は幾つかの確認の後その日はゆっくりと
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