第4話 男鹿より強くて凶悪でクソヤローを探しに行く
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「ハハ………」
「クックックッ………」
「「「「あーーーっはっはっはっは」」」」
あれ?1人で多くない?
「「「って誰だーーーー??」」」
「アハハハハ。私ですよ。私」
「いやっ知らん!まったく!」
「あ!あの時川で流れていたオッさん」
「そうです。次元転送悪魔のアランドロンです」
「マジッ??スゲーー!初めて見た!」
「何か知ってるのか?」
「次元転送悪魔ってのは、名前の通り転送……つまり行きたい所に、スグいける事が出来るんだ」
「そんな事はどーでもいい。……お前のせいでッ??」
ギリギリギリギリ????
うわー、思いっきりアイアンクローしてるよ。痛そー
「落ち着け男鹿。そして離せ。こいつが居るって事は、お前に用事があって来たんじゃね?」
「チッ!しょーがねーなー」
「あー、アランドロンって言ったっけ?取り敢えず説明してくr……気絶してる」
「ベル坊の電撃で起こすか?」
「やめとけ。どうせこいつが来た理由なんて、ベル坊をお前に預けた理由を教えに来たんだろ」
「え?翔太は何で男鹿がベル坊の親になったのか知ってるのか」
「んー、俺が言ってもいいのか?」
「ああ教えてくれ。ついでにこいつの親を止める方法も」
「はぁ、分かったよ。まずベル坊って魔王じゃん?」
「ヒルダさんも言ってたしな」
「まあ魔王だから、その親は強くてなければいけないんだ」
「…いや、ま…ね」
((喜んでんじゃねーよ))
「そして………」
「「そして?」」
「凶悪で残忍で傍若無人で、人を人とも思わぬクソヤローであれば、なお良いって聞いた」
「お前じゃん」
「確かアランドロンが二つに割れた時、お前が大勢の不良を土下座させて高笑いしてたんだろ?」
「あれが原因かーっ!」
「自業自得と言うか、因果応報と言うか。まさに身から出たサビと言うやつか」
「ん?待てよ……俺より強くて凶悪でクソヤローが居たら、そいつが親に選ばれるのか?」
「そうだけど。お前より強い奴はこの世の中沢山いるけど、凶悪でクソヤローは中々居ないぞ?」
「確かに…お前より凶悪でクソヤローねぇ…居ないんじゃね?」
「フッフッフッ。馬鹿め古市、翔太忘れたのか?ここは天下の不良高校石矢魔高校だぞ?」
___________________________
「おいっ、待てよ男鹿!聞いてるのか??マジでやばいって!ここ、3年校舎だぞ!つかウチのトップじゃねーか。その神崎って奴!」
「神崎……?ああ教えて東邦神姫の『神』の神崎 一って奴か」
つーか、親を辞めれると聞いてからの行動が早えーよ。
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