ニルヴァーナ編
連合軍
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「シリル〜、これから会う人たちって怖くないかなぁ」
俺とウェンディは集合場所に向かって今は歩いている。ウェンディは向かっている最中もいつも通り不安な気持ちでいっぱいのようだ
「大丈夫大丈夫。みんなそんなに悪い話は聞かないから…物はすごく壊すらしいけど」
いや…壊すのは1つのギルドだけだけどね
「妖精の尻尾の人のこと?でも私ナツさんに前からずっと会いたかったんだ〜。同じ滅竜魔導士だから」
「ナツさんかぁ。火竜って言われている人だよね〜。ウェンディはナツさんに聞きたいことがあるんだっけ?」
「うん!!グランディーネとヴァッサボーネの居場所がわかるかも知れないし!!」
ウェンディはさっきまでの不安な表情から一転明るい笑顔へと変化する
それだけナツさんに会えるのがたのしみなんだろうなぁ。まぁ俺もヴァッサボーネとグランディーネの手がかりがもしかしたら聞けるかもと思うとすごい楽しみだけど
実はウェンディが今回参加したいと言ったのは俺たちの親であるヴァッサボーネとグランディーネの居場所を知ってるかもしれない妖精の尻尾の火竜…ナツ・ドラグニルさんに会うためだったらしい
ちなみにヴァッサボーネとグランディーネは人間じゃない…ドラゴンである
俺たちはドラゴンに言葉や文字…文化などを教えてもらった…しかし7年前の7月7日…ヴァッサボーネとグランディーネは突然姿を消した
そのあと色々あって化猫の宿に入ったのだがそれまではめちゃくちゃ大変だったなぁ…主にウェンディのお守りが…
でも今ではウェンディもずいぶんとしっかりしてるし…色々助けてもらってる
「それに!!今回はシャルルとセシリーに成長した私たちの姿を見せたいんだ!!だから二人はおいてきたんだもん!!」
「あ…そうなの?」
ウェンディが手を握りしめながら言う…そうか…シャルルとセシリーにか…でも…
俺は後ろを振り抜くとそこには木の影に隠れながら俺たちのあとを追っているシャルルとセシリーがいた
しかもあの二人…たまに木からこちらの様子を見るとき体のほとんどが木に隠れてないからはっきりいって丸わかりんなだよなぁ
ウェンディは全然気づいてないみたいだけど…
その後もしばらく雑談しながら歩いているとようやく目的地が見えてくる
「あ!!シリル見て!!あれだよね?」
「そうみたいだね」
俺とウェ
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