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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
プロローグ
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10人にのみ与えられる称号らしい…最近色々あって少々空席があるらしいけど



青い天馬(ブルーペガサス)からは一夜とトライメンズという者たちが来るそうじゃ…そして妖精の尻尾(フェアリーテイル)からは妖精女王(ティターニア)エルザと氷の魔導士グレイ…そして火竜(サラマンダー)のナツが来ると聞いておる」




ガタッ



マスターがそういうと突然後ろから誰かがこちらに歩いてくる



「マスター。その任務私も行かせてください!!」



「ウェンディ…この任務はなぶら危険じゃ…シリルに任せ「お願いです!!」」



マスターに藍色の髪の女の子…ウェンディが頭を下げる。俺はそれを見て少し驚く



ウェンディは普段はおとなしい子だからこういう危険な任務には絶対に参加しようとしない。でも今回はこんなに積極的に参加したがるなんて…珍しいなぁ



「ウェンディ…やめておいた方がいいと思うわよ」



「僕もそう思うよ〜」



するとまた後ろから声が聞こえるのでそちらを向くとそこには白い猫のシャルルと茶色の猫のセシリーがいた



「大丈夫!!シリルがいるから絶対安心だよ!!ねぇ一緒に行ってもいいでしょシリル〜」



「うっ…」



ウェンディが上目遣いで俺を見てくる…ヤバイ可愛い…



「う…うん!!俺がついてるから大丈夫だよ!!マスター!!ウェンディも一緒につれていく!!」




「なぶら…シリルがそういうなら」



「ありがとうマスター!!」



ウェンディは深々と頭を下げる…こういうときは本当に礼儀正しいな



と…それより



「マスター。その任務っていつなんですか?」



「明日じゃ)」



「「は?」」




明日って…急すぎない!?てか地方ギルドの集まりも割りと前にやったような



「もしかしてマスター…忘れてましたね?」



「なぶら…すまん」



マスターはお酒をラッパ飲みして吐き出しながら言う



「まぁいいですけど…それじゃあ明日に備えて俺たち帰ってもいいですか?」



「なぶらいいじゃろ。シリル、ウェンディ。よろしく頼むぞ」



「「はい!!」」



俺たちは明日に備えその日はすぐに家に帰って明日の準備をして眠りについた





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