プロローグ
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「シリル!!なぶらこっちに来なさい」
俺は魔導士ギルド化猫の宿に所属している魔導士シリル・アデナウアー
今日はちょっとギルドのテーブルで飯を食べていたのだがマスターに呼ばれたのでご飯を中断してマスターのもとにいく
「はんれんは?はふはー」
「ちゃんと飲み込んでからしゃべりなさい!!」
口に食べ物入れたまましゃべったら後ろから怒られた…まずは飲み込んでっと
「で…なんですか?」
「なぶら」
マスターは酒をコップに注ぎ
ゴクゴクゴク
「そのまま飲むのかよ!?」
瓶のまま酒を飲んだ
「シリル」ザパー
「マスター…お酒を飲み干してから話してください
マスターはいつもこうなんだよなぁ…まぁいいけど
「なぶら…シリル実はじゃな、この間行った地方ギルドの集まりでのことなんじゃが」
ようやくマスターが俺を呼んだ理由を話し出した
「バラム同盟の六魔将軍は知っておるな?」
「名前くらいなら聞いたことありますよ」
「その六魔将軍が最近不穏な動きをしているらしくてのぉ…それでじゃ」
マスターはコップに酒を注ぎ瓶の酒をラッパ飲みする
「ワシらは六魔将軍を倒す作戦に参加することになった」
「…は?」
六魔将軍を倒す?俺たちが?
「無理じゃないですか?そんなの…だって戦える魔導士なんて俺くらいしかいないのに…」
「なぶら安心せぇ。何もワシらだけで打つ訳じゃない。今回は妖精の尻尾、青い天馬、蛇姫の鱗の3ギルドとの合同任務じゃ。各ギルドから数名代表を出しての任務なんじゃが…うちからはお前になぶら出てもらおうと考えておる」
6年も一緒にいるのにいまだになぶらの意味がよくわからん…とそんなことより
「ちなみに他のギルドはどんな人が来るんですか?」
うちから行くのは多分俺だけだろうし他のギルドの人がどんな人なのかは知っておく必要があるだろう
「なぶら…蛇姫の鱗からは聖十のジュラが来るそうじゃ」
「聖十!?すげぇ!!」
聖十大魔導…このフィオーレ王国の魔法評議院が定めた大陸で優れた魔力を持つ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ