デッドGP
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きゃあ!」
転がってきたタイヤを間一髪で避けるあたし達。
そしてそのまま五人は木のトンネルの中へと入っていった。
当然…トンネルの中でも攻防は続く。
「ぐあっ!」
「くっ!」
「うわっ!」
「きゃあ!」
レーサーの魔導二輪から発射された魔法弾により、4人は体制を崩し、一旦止まってしまう。
それでも四人は負けじと再び走り出し、木のトンネルから飛び出す。
◇
「リオン、アイツを頼む。運転しながらじゃうまく魔法を使えねえ」
「ほう、そういう事ならよく見ておけ。オレが造形魔法の手本を見せてやろう」
「一言余計だ」
「じゃあ、私とスバルはリオンさんが攻撃した後の追撃に回るわ。いいわねスバル?」
「了解!」
4人で作戦を確認した後、早速行動に移る。
「アイスメイク…」
「! お前…両手で魔法を…」
以前、悪魔の島で戦ったときのリオンは片手で造形魔法を使っていたが、今はグレイと同じく…手のひらに拳を乗せるという両手のスタイルを使っていた。
「師匠
(ウル)
の教えだろ」
そう答えるリオンを見て、グレイはどこか嬉しそうな顔をする。
「大鷲
(イーグル)
!!!!」
「何!?」
そしてリオンは氷で造られた何羽もの鷲を発射し、レーサーの魔導二輪を破壊する事に成功した。
だが、レーサー本体は攻撃が当たる直前に持ち前のスピードで脱出していた。
「今よスバル!!!」
「うん!!!」
そんなレーサーに向かって、スバルとギンガが飛び出した。
「「リボルバーシュート!!!!!!」」
スバルとギンガは強力な砲撃を発射しレーサーを攻撃する。
キィン!
しかし、それはレーサーのスピードを前に空振りに終わった。
「遊びは終わりだ」
そう言うと、レーサーは超スピードでグレイとリオンが乗った魔導二輪に突撃し、魔導二輪を破壊する。
「アイスメイク大猿(エイプ)
!!!!」
「大槌兵
(ハンマー)
!!!!」
間一髪で脱出したグレイとリオンはすぐさま反撃に出るが、どの攻撃も空振りに終わる。
「当たらねェ!!!!」
「落ち着け!!! 4時の方向だ!!! 集中すればとらえられん相手ではない!!!」
「集中か…よし!!!」
グレイとリオンはそう言うと……
「行くぞリオン!!!!」
「オレの合図で撃て!!!! 全力でな」
2人は上半身の服を脱ぎ捨て、構えたのだった。
「(なぜ服
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