第7話 記憶の本
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んに似た少年は若い女性と話をしていた。
「母さん、あんまり無茶をしたらダメだよ」
そう黒鋼さんに似た少年は母親に言った。
「ええっ、あなたも無茶をしたらダメよ」
そう言って男の子の母親は頷いた。
私は黒鋼さんに似た少年は片手に扶桑刀を持ちながら空を見ていた。
「絶対に母さんを守ってみせる」
そう言って黒鋼さんに似た少年は空をじっと見た。
〜夜〜
黒鋼さんに似た少年は家の庭で扶桑刀を片手に持ちながら空を眺めていた。
ザシュ
何か嫌な音がした。
「ん?」
少年は走り出して家の扉を開けた。
そこには怪物に体を斬られた母親がいた。
「!母さん!」
男の子は走り出して怪物を切り捨てた。
そして母親を抱いて誰かを呼ぼうとした。
「貴方には誰かを守り続けなさい」
そう言って男の子の母親はゆっくりと男の子の頬に手を当ててゆっくりと倒れた。
男の子は泣きながら刀を片手に持ちながら庭の怪物を涙を流しながら殺していた。
ー龍牙ー
俺は片手に銀竜を持ちながら歩いていた。
「黒鋼さん!大変です!サーニャちゃんが!」
そうリーネは走って言って来た。
〜資料室〜
俺は資料室に到着すると本を読んでいるサーニャが立っていた。
「どうしたんだ?」
そう俺はミーナに聞いた。
「黒鋼くん、サーニャさんが本を持ったまま動かないのよ」
そうミーナは言った。
「なんだと?」
俺はサーニャが持ったままの本を掴んだ瞬間サーニャの手から本が離れた。
「黒鋼さん、ごめんなさい」
そう言ってサーニャは涙を流しながら気絶した。
〜浜辺〜
俺は芋焼酎を飲みながら空を見ていた。
「あの、黒鋼さん」
後ろを見るとサーニャが立っていた。
「よう、どうしたんだ?」
俺はスルメを食べながら聞いた。
「あの、さっき本を読んだ時誰かの記憶が見えたんです」
そうサーニャは黒鋼に言った。
「その記憶が俺のだと思ったのか?」
そう黒鋼はサーニャに聞いた。
「はい」
サーニャは頷いた。
「それでサーニャは俺に何かようがあるんじゃないのか?」
そう俺はサーニャに聞いた。
「黒鋼さんの記憶を勝手に見てごめんなさい!」
そうサーニャは涙を流しながら俺に謝った。
「俺の過去を知ったからってお前は何も悪くないだろ?」
そう俺はサーニャの頭を優しく撫でた。
サーニャは俺をじっと見て顔を赤くなっていた。
〜次の日〜
俺は片手に本を読みながら廊下を歩いていた。
「お兄ちゃん」
いきなりサーニャが俺に抱きついてき
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