第4話
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に行ってるよ〜♪散紙」
あたしの横にいたセイラの体が紙になり風に乗ってペラペラと海軍船に向かっていく。
「あ〜あ〜…あたしの空足じゃ空歩くのも4、5歩で落ちちまうしな。」
「空…行けるだけで…いいと思う…うちは…無理」
「何を馬鹿なことを…」
「無理に決まってるじゃない!」
「お頭…第1隊、第2隊共に乗り込む準備は完了です。」
「Mr.5、Ms.バレンタイン、コートならさっきの部屋にあるからそれ着てここ守ってくれねぇ?」
「…了承した…」
「ほんっと…何を言ってもダメね」
ドンッ??ヒューーー…ドゴーン…!
「右舷側船壁に命中!」
「撃てぇ!海賊どもを撃ち沈めろ!」
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
「こえーー!あたしら海落ちたら死ぬじゃん!」
「そうそう…沈まない…そういう構造にする為に…6億つぎ込んだんでしょ…」
「おお!今日はよく喋るな!」
「それより…接舷する…」
「海賊共を捕らえろー!!」
「こいつら…ただの海賊じゃないぞ!」
「船長!幹部!共々賞金首だ!気をつけろ!」
「空足…」
空を歩くように飛び海軍船の甲板に降り立つ。と同時にセイラが飛び出してくる。が…その姿。
「どうした!血塗れじゃねぇか…」
「ふふ…油断…しちゃった…気をつけて…相手は…強…い…はぁ…はぁ…」
海軍達から明らかに違う気配を持つ人物が姿を現わす…。がその姿は…。
「こりゃ〜海軍本部中将じゃねぇか…。いら、まあ分かってたがよりにもよってこいつかよ…なんでこんな所に…」
「む?お前が最近噂の海賊団の船長、音姫アテナじゃな?わしは海軍本部中将、モンキー・D・ガープ!」
「…だからなんだ…」
足がすくむ…。正直…怖い…。だけど…仲間をこんなにした奴を許せるわけじゃねぇ…。
「武装色!天翔足!」
海軍で言ったら剃って名前の体技を使い、ガープの後ろに回り込む。
「波天硬!」
「むっ!覇気使いか!ふん!!」
ガキッ!!!ボキッ!
「しまっ!!」
Ms.バレンタインのお陰でギリギリだった足が折れちまった…。
あたしはそのまま甲板を跳ねるように吹き飛び、部屋らしき場所に突っ込む。壁にまともに背中を打ち付け、壁を突き抜けて止まる。
「ゴホッ…っつぅ〜…なんて強さだ…つうか力強さだろ…」
いや…あたしが弱いだけ…なのかな…。
ヘイラはガープの副官らしきやつと剣で打ち合ってるし、セイラはそもそも動ける状態じゃない…。
あたしの前に海軍兵が立ち塞がる。
「確保っ!!!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ