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ONE PIECE 〜音姫航海日誌
第4話
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「Mr.5か…。どうした?賞金首でも捕まえたか?」

王下七武海…サー・クロコダイル。元懸賞金は8100万ベリー…だが…強さ=懸賞金とはまた違うってぇのをスモーカーに聞いたことがあるな。

クロコダイルは弱いってぇ訳じゃない…。むしろ強いらしい。それでも懸賞金はさほど高くないのは犯行が極めて狡猾かつ効率的だからだってぇことも。

実際何件もあるらしいがそれ全てが証拠不十分かつ他の海賊の様に見せかける…いわゆる物事を円滑かつ狡猾に進める頭脳の持ち主…らしい…。

「いえ…捕まえた訳では…しかし、旗に少しばかり興味を持ち、ボスがいることを伝えると加入表明の為に会いたいと。」

「くだらねぇ…沈めたら一度戻ってこい」

「ボス…それが…」

「いい加減にしねぇと消すぞ」

「すみません…しかし相手は億越え…東の海最強の海賊船長、音姫アテナです」

「っ!…ほぉ…そりゃあ本当か…そいつは今近場にいるか?」

「あたしがアテナだよ。勿論副船長、セイラ、総隊長ヘイラにも、あとで話すがな」

「そいつぁ悪くねぇ相談だ。アテナ…とか言ったな。一度アラバスタ、ナノハナへ来い。Mr.5…てめぇらは一旦そいつの指揮下に入れ。以後、通信はアンラッキーズによって行う。以上」

ガチャ…。


「ここまではうまくいった訳だ…。だーもう!いつまで聞き耳立ててんだ!話聞いてたんだろ!セイラ!ヘイラ!」

「えへへ…ばれちゃった…」

「…聞こえた…それだけ…」

「話は聞いてんだろう?とりあえず、最初の島に寄ってから、島を飛ばして永久指針(エターナルポース)でナノハナとやらに向かう。何せこの大所帯だ。補給が必要だろうよ」

「うん♪賛成だよっ!」

「行こ…もう…ようは済んだ…」

船長室から甲板に上がる。

「船長!いい所に!敵襲ですぜっ!ありゃあ…海軍の…しょっ!将校の船だ!」

「はぁ!?何だって!?!?」

「海軍本部中将の旗艦です!」

「ちっ…こんな所に…なんで海軍本部将校がいやがんだよ。船の方は!?」

「…フリーゲート型です!」

数もこちらの数倍…1000は乗ってるだろうな。

「お前ら…海軍に追われてたか?」

「………知らん…」

「…ごめんなさい…」

「あらあら…追われてたみたいね…」

「…まともな戦闘…久しぶり…斬る…」

「たくっ!…ま、新しい船員だし、多少の事はいいさ」

「おい!まだ仲間には…それに相手は本部将校だぞ!」

「ここは逃げるべきじゃない!?」

「丁度いい…あたしらの戦闘見してあげるぜ。ほらぁ!十二時の方向!全速力で横につけな!大砲は普通の砲弾!沈めてやれ!海軍怖くて海賊が出来るかってんだ!」

「先
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