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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
IFストーリー もしあの人が生きていたら………
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かもしれないが制御できる自信が無い。
「くそ、一か八かだ………!!」
フルドライブを発動しようと思ったその時、下に綺麗な湖が見えた。
「そうだ!!」
俺は急降下し、一気に湖へと突っ込んだ。
流石に水の中までは追って来れないみたいで、奴等は渋々元の場所へと帰って行った。
「でも本当に助かりました………」
「我等が足手纏いになってしまい本当に済まなかった」
「良いって。正直俺も1人だったらどうなっていたか分からないし………」
やはりあの虫の存在感は尋常じゃ無かった。小さい大きさなら嫌悪感を抱いても、さっさと駆除できたが、あの大きさになるともう身体が言う事を効かなくなる。
「まあ無事で本当に良かったよ」
「本当よ………一時はどうなる事かと思ったわ」
「………良いなぁ2人共」
ウォーレンとシャイデの言葉はともかく、ライはどこが羨ましいと思ったんだ?
「………まあちょうど見晴らしの良い湖に着いたんだし、ここでお昼にしましょうか」
「そうだな、丁度良い時間だし」
「そう言えば弁当は誰が持ってきたんだ?みんなデバイスだけで荷物なんて持ってないけど………」
俺も含め、動きやすい恰好にと軽装で来た俺達。
6人分の料理となると結構な荷物になるのだろうが、誰も持っていなかった。
「お前今更気が付いたのかよ………」
「うっ………で、どうなんだシャイデ?」
「そう言えば零治と夜美とライにはまだ見せた事が無かったわね。実はウォーレンの仕事の依頼人に色んな道具を開発してる人が居て、その人がサンプルをくれたのよ。………で、これがそれ」
そう言って見せてきたのは手のひらで掴むくらいの大きさのカプセルだった。
「何だよこれ?」
「ここのスイッチを押して、投げると………」
そう説明しながら頭のスイッチを押して地面に投げるシャイデ。
すると煙と共にいきなり3段の重箱とその横にサンドイッチの入った弁当が現れた。
「凄い!!!!」
「これは便利な………!!」
ライと夜美は心底驚いているが、どうも俺は腑に落ちない。何処かで見た覚えのあるアイテム何だけど………
「忘れたな………」
「何を忘れたんですか?」
「ん?まあ些細な事だろうしいいか」
星に聞かれ、俺は思い出す事を諦めた。
言った通り、どうせ些細な事だろう。
「星と夜美は食べれる?」
「大丈夫です」
「我もだ」
「零治は………聞かなくてもいいか」
「おい」
そんなツッコミに軽い笑いが生まれる中、皆に箸が行きわたる。
「うわぁ………流石星、美味そうだ」
「えへへ………ありがとうございます」
ウォーレンに褒められ本当に嬉しそうだ。
弁当は一段目におにぎりと稲荷ずし。二段目に野菜や煮
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