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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
IFストーリー もしあの人が生きていたら………
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は黒い鎧を付けた様な姿になる。そして更に顔はバイザーとまさに主人公のアキトをモチーフにした姿は周りからは奇異な目で見られ、瞬く間に広がって行った。
それは傭兵内にも留まらず、管理局との共闘もしていた影響で、ミッドチルダの魔導師ならばほぼ知っているほどの知名度なのだ。

「僕は最初探偵やるって聞いたから、『じっちゃんの名に懸けて!!』とかピコーン!!って効果音と共に閃くような光景を思い浮かべてたんだけど………」
「決め台詞はともかく、効果音は無いでしょう………」
「真実はいつも1つ!!とか?」
「それは次回予告の決め台詞だ」

まあライの様にそればかりとは思っていなかったが、仕事内容が殆ど傭兵時代とあまり変わっていない事で探偵と名乗っていいのだろうかと思った事が何度もあった。
それでも傭兵時代と比べればかなり平和的であり、結構楽しんでいる。

「まあいいじゃないですか。次はどんな世界か私結構楽しみです」
「この前のジャングルばかりの世界は嫌だぞ我は」
「それは行ってからのお楽しみだな」
「星、お弁当作ってね!!」
「分かってますよ」

とピクニック気分で出かけられたりするのである。

「おっと、あれは………」

そんな話をしていると目の前に見慣れた2人が見えた。

「バーニングとすずかだ!!」
「バニングス!!ちょっとライ!!ライまでバカのマネしなくていいって!!」
「あはは………」

ライの声に反応した前回同じクラスのアリサ・バニングスと月村すずかが反応して俺達の方へやって来た。

「お前………朝からよくこんな公衆の面前で叫べるな………」
「誰のせいよ誰の!!アンタのせいで、よくバーニングさんってからかわれるのよ!どうしてくれる!!」
「こうしてくれる」

と凸ピンで返してみた。

「………」
「星、カバンを頼む」
「えっ?」
「零治ーーーーーーー!!!!」
「逃げるんだよおおおお!!!」

カバンを星に預け、俺は駆け出した………












しかし現実はそう都合よく出来ていない。









「さて、何か言い残す事はあるかしら?」
「バスケがしたいです………!!」
「来世で好きなようにやりなさい!!!」

死は確定の様だ。

「アリサちゃん、ちょっと落ち着こう。新クラス早々目立ってるよ………」
「相変わらずだね2人は………」

同じクラスになった高町なのはが周りを見ながら心配そうに語りかける。
しかし毎度の事騒いでいる俺達の存在ば既に殆どの人が知る事実でもあるため、今更と言えば今更である。皆が後に声を掛けたフェイト・T・ハラオウンの様な反応だ。

「それにしても星ちゃんとはまた同じクラスや
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