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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
IFストーリー もしあの人が生きていたら………
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されるのは確定なのだが………
「そ、そうだみんな聞いてくれ!!またも我がアレスト探偵事務所の評判が上がってたぞ!!」
そう言って慌ててタブレットに近い大きさの液晶画面を見せてくる。
そこは口コミサイトみたいだった。
『人気急上昇、アレスト探偵事務所(物理)!!あなたのお悩み何でも叶えてくれます』
と題名からかなり良い話題のものだと思えるが、個人的にはその中のカッコで囲まれた(物理)のワードがとても気になる………
「そして、これがこの前誘拐事件で救出した少女の書き込み。そしてこれが振り込み詐欺にあったおばあさんの書き込みだろ………」
と相変わらず嬉しそうに書き込みしている人達を次々と紹介していった。確かに悪い事は書かれておらず、皆感謝の言葉や紹介してくれている人達の書き込みで一杯だった。
「だけどこの物理と言うのは何なのだ?」
牛乳を飲みながらはねた髪を気にして何度も何度も直そうと弄る夜美。心なしか不機嫌そうだ。
「寝ぐせ直らないの?」
「………どうしても直らんのだ。レイ、ワックス借りても良いか?」
「いや、男物のワックス付けるなよ」
「何かバカっぽいね!!」
「ライにだけは言われたくないわ!!」
夜美の言う通り、いつもの様に結んでないライの青い髪は寝ぐせだらけでボサボサのままだ。
「ふふん、僕のは直ぐに直せるもんね!!」
「くっ………!!」
「そう言えばライの寝ぐせって何時も直ぐに直りますよね………?髪が長いから結構時間がかかると思うんですけど直ぐに結び終わるし………」
「そう言えばそうね」
星の言う通り、ライの髪のセットはとてつもなく早い。男の俺もワックスでセットするとなると早くても5分から10分ほど。ライも全く同じ位で済ませてしまうのだ。
「えっ?だって髪を伸ばしたらツインテールに結ぶだけだし、そんなに時間要らないじゃん」
「いえ、本当だったらもっと髪のケアとか色々………」
「しなくても平気でしょ?」
何を言ってるの?と言った顔で言うライに星と夜美も少々ご立腹気味だ。
「そう言えば今週の週末、みんな空いてるか?」
「何かあるのか?」
「出来れば仕事で手伝ってほしい事があるんだけど………」
「管理外世界の生物調査か………探偵の仕事じゃ無いだろこれ」
「だからこそ(物理)なのだろ?」
そう、夜美の言う通り、(物理)が付くほど、戦闘に関する仕事が多い。と言うのもそれはウォーレンとその相棒『黒の亡霊』の評判が大きいからだ。
黒の亡霊。
俺のデバイス、ラグナルで変身できるバリアジャケットの1つ。その姿は機動戦艦ナデシコの劇場版に出てくるブラックサレナをモチーフに考えた物なので、姿
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