暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Aミッドベルカ相搏つ
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シャルさん。リインには判りません」

「ふっふっふ。1人1つの食べ物を買って食べました。次の屋台でも1人1つの食べ物を買って食べました。それを繰り返すとどうなる?」

「・・・すぐお腹がいっぱいになります」

「でもまだまだ食べたい物があります。どうしたらいい?」

「・・・あっ、なるほどです! 分け合うことでお腹が膨れるのを阻止するのですね!」

「Yes, that's right! お腹に空きを作れるからいろいろな食べ物を食べられるのだ!」

「すごいです、素晴らしいです、シャルさん頭良いです!」

すっごい笑顔と若干のよだれを見せるシャルとリインの周囲に花畑が生まれたような幻視が・・・。でもシャルのこの作戦はなかなか良くて、いろんな美味しいものを食べることが出来るから反対意見は1つとして出ない。一通り食べた後は、お気に入りの物をそれぞれ好きに購入して、1人でゆっくり食べるんだ。

「食べ物系はそれで良いとして、ゲーム系はどうするの?」

「「やっぱり勝負でしょっ♪」」

すずかの問いに答えたのはシャルとアリシア。好きだなぁ、勝負事。でも私も嫌いじゃない。こういうゲームとかは楽しいから。だから「私も賛成」って小さく挙手。

「面白いじゃない。日本の祭りのゲームで負けるわけにはいかないわ!」

「個人戦だと大変だからチーム戦で良いんじゃないかな?」

「あ、じゃあいつものミッド式チームvs.ベルカ式チームでやる?」

「それやと慣れてへんメンバーが多く居るわたしらの負け確定やない?」

「シグナム達はどうだ? 俺としてはシグナム達もすぐに上手くなると思うから、ベルカ対ミッドで良い勝負になると思うけど」

八神家のリーダーと副リーダーのはやてとルシルの意見が分かれた。私たちミッド組は口を噤む。シグナムたち騎士は、主のはやての意思を尊重して優先する。でも、「主はやて。我々は大丈夫です」シグナムも、「慣れてないから、って理由で退くわけにはいかないしな」ヴィータも、「ええ。私もベルカの、八神家の一員として頑張ります」アインスも、ルシル側に付いた。

「私は、はやてちゃんと同じチームで頑張りたいです!」

「リインもです! はやてちゃんとルシル君、シグナム達みんなと同じチームで・・・なのはさん達を倒します!」

「倒されちゃうの!?」

「こういう場合は、勝ちます、だな、リインよ」

「はいです、ザフィーラ!」

「そうやな。家族の絆を見せつけような!」

「決まったみたいね。じゃ、チーム海鳴恒例! ミッドチームとベルカチームによるゲーム屋台勝負、夏の陣! In夏祭り! いざ、出陣!」

こういうお祭り騒ぎ(夏祭りだけに)は大抵シャル(時々、+アリシア)が取り仕切ること
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