暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Aミッドベルカ相搏つ
[5/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の恋路を邪魔しようっての!? 冬に備えてあんたの毛皮でふかふかコートを作っちゃる!」

「面白いジョークどうもありがとう! 返り討ちにしちゃうから!」

「だからやめいと言うに! フェンリル、大人しくしないと召喚を即解除するぞ」

「はいっ、やめます!」

「シャル。君もやめないと、なに1つとして奢らないぞ」

「はーい、やめまーす!」

「「「ちょろい・・・」」」

私とフェイトちゃんとアリシアちゃんの声がダブった。これが世に言う鶴の一声。でもシャルちゃんとフェンリルさんは隣に並ぶようなことはしないで、ちょっと距離を開けてる。ん〜、仲良くしてほしいなぁ。

「ねえねえ、ルシル。シャルにだけ奢るってふこう〜へ〜! わたしにもなんか奢って〜!」

アリシアちゃんがルシル君の袖を引っ張ってお願いすると、「いいよ」って即答。フェイトちゃんが「良かったね」ってアリシアちゃんに微笑みかけると、ルシル君は「フェイト達にも何か奢るよ」って言ってくれた。変に断るのもルシル君に悪いし、「ありがとう」ここはお言葉に甘えて奢ってもらおうっと。

「それにしてもすごい人やなぁ。ヴィータ、リイン、はぐれへんようにな」

「リインちゃんは私がしっかりと手を握っていますから大丈夫ですよ〜♪」

「ヴィータ、しっかりと私の手を握っていろよ」

「けっ。あたしはそんなガキじゃねぇのによ〜」

シャマル先生はリインと手を繋いで、シグナムさんはヴィータちゃんと手を繋いでる。一応、念話っていう手段もあるからたとえはぐれても大丈夫だと思うけど、はぐれないに越した事はないからそのままでもいいよね。

「あ、なのはちゃん達みんな揃ってる!」

「あたし達が最後になっちゃったわけね」

アリサちゃんとすずかちゃんと無事に合流することが出来た。そんな2人の目が真っ先に向かうのはやっぱりルシル君とフェンリルさん。そんな2人にもルシル君の着崩し姿やフェンリルさんのことを伝えた。フェンリルさんのことは何事もなく受け入れたけど・・・

「ルシル。やっぱ胸を隠しなさい。ただでさえ目立ってんのに、そんな露出狂のような格好は余計目立って素直に楽しめないわよ!」

「目のやり場がちょっと・・・。ルシル君が女性に見られたくないって気持ちも解るけど、ここはごめんなさいだけど・・・」

でもやっぱりアリサちゃんとすずかちゃんもルシル君を見て顔を赤くした。だけど「悪い。だけどもう・・・女性に見間違えられるのは嫌なんだ・・・」ルシル君は拒否。

「あーもう、判ったわよ」

「だ、大丈夫。すぐに慣れると思うから、うん」

ルシル君からの懇願に、アリサちゃんとすずかちゃんが折れた。とにかくこれでチーム海鳴のメンバーは揃った。ということで、「よぉー
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ