暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Aミッドベルカ相搏つ
[4/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
りあえず。なのは、フェイト、アリシア、アルフ。こんばんは。浴衣、似合っているよ」
「なのは達が可愛いのは解ってるから! 説明!」
私たちの浴衣を褒めてくれたルシル君にお礼を言うより先にシャルちゃんが説明を急かせた。ここで「ルシル君の使い魔なんよ」はやてちゃんがそう教えてくれた。続いて「そういうわけだ。紹介するよ。俺の使い魔、名をフェンリル」ルシル君が紹介してくれた。
フェンリルさん。4月の始業式くらいにルシル君やはやてちゃんから聞いてたのを思い出した。確かアルフやザフィーラと同じ狼素体(だから馬鹿犬呼ばわりなのかなぁ?)の使い魔で、ルシル君が猫派とする原因だったっけ。
「ども〜♪ 我が愛おしきマスターの第一の使い魔、フェンリルです? よろしく、キラーン☆」
それにしても見た目に反してすごく子供っぽいなぁ。戦闘中でも抱きついて来るって言ってたけど、フェンリルさんを直に見て納得も出来た。あの様子なら確かに場所を選ばずにルシル君に抱きつくと思う。それはともかく私たちも自己紹介すると、「ん。よろしく♪」笑顔をくれた。
「とまぁ、そういうわけだから暴走するな、シャル。せっかく可愛く着飾った浴衣が乱れて台無しになるぞ」
「うん、やめる?」
ルシル君の褒め言葉1つでシャルちゃんは大人しくなった。ちょろい、ちょろ過ぎるよ、シャルちゃん。まぁ、その方が私たちも変に巻き込まれたりしないで済むから助かるんだけど。それから改めてはやてちゃん達と挨拶を交わして、お喋りしながら臨海公園へと一緒に歩き出す。
「あのさ、ルシル君。その、どうしてそんなに着崩してるの・・・?」
胸元を肌蹴させてることで胸板が結構見えちゃってるから、ちょっと目のやり場に困るというかなんというか。お父さんやお兄ちゃんのものなら気にならないんだけど、ルシル君はなんか色っぽいから気になってしょうがない。
「冬、男物の着物を着ていたのに女に何度か間違えられた。あんな思いはもう嫌だ!」
「えっと、だから・・・?」
「こうして男らしい胸を出しておけば否応なく俺を男と判別できる! 良い方法だろ!」
「あー、そういうこと・・・」
今のルシル君を見て女の人って間違うような人は確かに居ないと思う。でも周りの女の人を見て、ルシル君。すっごい注目されてるよ。さらに彼氏さんが不機嫌そうだよ。あとあんまり露出するとお巡りさんに目を付けられるかも。
「むぅぅ〜〜〜」
「グルル・・・!」
私に力説してくれたルシル君は、サラッと始まったシャルちゃんとフェンリルさんの睨み合いに「いい加減にしろ〜、お前ら〜」呆れ口調で注意。
「だってコイツが威嚇してくるんだも〜ん」
「コイツとは無礼な! マスターは渡さないから!」
「獣がわたし
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ