暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Aミッドベルカ相搏つ
[3/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
味不明」
「にゃはは・・・。確かにマイクもハリセンもあんまり必要性ないよね・・・?」
この分だとアリシアちゃんのデバイスが完成するのは当分先みたいだね。そんな話をしていると、「お、なのはちゃん達や。おーい!」どこからかはやてちゃんの声が。臨海公園に近づくにつれて人の数が増えてきたから、子供な身長だと見つけるのは難しんだけど・・・
「うわぁ、メッチャ目立ってる・・・」
「行きかう人の視線が集中してる・・・」
はやてちゃんたち八神家は美人さん揃いだからとんでもなく目立つ。はやてちゃんもヴィータちゃんもシグナムさんもシャマル先生もアインスさんも、人型形態になってるザフィーラも浴衣姿。それにリインもヴィータちゃん程の身長になってて、これまた浴衣姿。前から練習してるっていうアウトフレームだね。
「で、ルシルも大人形態ってわけかい。にしても随分と胸元を開けてるじゃないか」
ルシル君は大人の姿をした状態で浴衣姿なんだけど、いつもは衣服の乱れなんて良しとしないでビシッとしているのに今回は着崩してる。なんていうかルシル君らしくない着こなしだ。
「あんなチャラ男なルシルも良い?・・っていうか・・・」
シャルちゃんがうっとり。でもすぐに不機嫌そうになる。それは私やフェイトちゃん達も疑問に思ってることに関係してると思う。それははやてちゃん達の輪の中に混じってる女の人のこと。艶やかな黒髪は地面に届くくらいに長い。その人もまた浴衣姿で、ルシル君の腕にべったりとくっついてた。まるで恋人。
「誰あれ? なんか見憶えのあるようなないような・・・? とにかくルシルにベッタリし過ぎ! はやてもはやてだよ! なんであんなにこやかに喋ってるわけ!?」
大変です。シャルちゃんがかなりキてます。はやてちゃん達がこちらに向かって来るんだけど、その最中にも女の人は「うっとおしい、離れろ、馬鹿犬」ってルシル君に怒られながらも「ヤです〜?」って頬擦りを止めない。終いには「チュー?」ルシル君の頬にキスした。
「っ!?・・・テメェの血は何色だぁぁぁぁーーーーっ!!」
「シャルちゃん!?」「「シャル!?」」
シャルちゃんがそんなこと(また漫画の影響かなぁ?)を叫んで、ルシル君に「いい加減にしろ!」って怒鳴られても笑顔のままな女の人に向かって駆け出した。止める間もなく突撃していったシャルちゃんは、ルシル君と女の人の間に割って入ろうとするんだけど・・・
「「「「あ」」」」
女の人にベシッとおでこを叩かれて受け流された。それでもシャルちゃんは「こんにゃろぉぉーーーっ!」諦めずに再突撃すると、「まぁ、待て、シャル」ルシル君がシャルちゃんの頭に手を置いて止めたら、「説明プリーズ!」シャルちゃんはそう言って女の人を睨んだ。
「と
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ