18金と光
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スバル達がレーサーと出会ったのと同じ頃、ティアナ達、ホットアイ討伐組も敵と遭遇していた。
◇ティアナ
あたし達の前には六魔将軍の一人、ホットアイがいる。ついさっき遭遇したのだ。
「せい!!!」
ジュラさんは地面の土を棒状に伸ばしてホットアイを攻撃するが、それはホットアイに当たる前に液体のように崩れ落ちた。
「私は土を柔らかくする魔法。そしてアナタは土を硬くする魔法。さて? 強いのはどっちデスカ?」
「無論、魔法の優劣にあらず。強い理念を持つ者が勝つ」
「違いますネ。勝つのはいつの時代も、金持ちデスネ」
「話してるところ悪いけどあたし達も居ることを忘れないで!」
あたしは魔力弾を放つ
「聞かないデスネ」
それを避けるホットアイ……だけど!
「狙い通りです……」
ホットアイにアリアが迫る。あたしの魔力弾を囮にアリアが攻撃する。
「残念デスネ」
ホットアイはアリアとの間の地面を柔らかくして進めなくする。
「甘い……」
アリアは魔法で飛び地面が柔らかくても関係無しに突っ込んでいく
「ハアァァァァァ!」
「くっ………」
アリアの一撃がホットアイにあたり、ホットアイはよろめく。
「今!クロスファイヤー………シュート!」
十個以上の魔力弾がホットアイに襲いかかる。
「危ないデスネ」
「なぁ!?」
ホットアイは自分の居る地面を柔らかくして穴を作り出しそれであたしのクロスファイヤーシュートを行けた。
「それ、自滅……」
アリアが穴の上に飛ぶ。
「光神の………」
「やば! ジュラさん!ジェリーさん!伏せて!」
二人に指示するが遅かった……
「咆哮!!!」
アリアの咆哮がホットアイがいる、穴に直撃しその風圧をあたしは伏せてなんとかし、ジュラさんとシェリーさんはジュラさんの魔法で防いだ。
「アリア……やったの?」
地面に降り立つアリアに聞く
「多分まだでしょう。それに、彼は誰かを求めている目をしていました。」
「誰かを求めている?」
「はい。誰かを……大事な人を探している目をしてました」
ホットアイには兄弟でも居たのかしら?それとも…両親……生きている人なら良いけど……
「今のはきいなのデスネ」
ボロボロのホットアイが穴から出てきた。
「今の奴なら勝てる!」
「ジュラさん待って……あたしがやるわ」
ジュラさんが魔法を使うのを止め、あたしは歩き出す
「あの人どういうつもりですか?」
「好きにやらせてあげて、ティアナは後悔したくないと思うから……」
後ろであたしの行動を不満に思うシェリーさんの問
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