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リリなのinボクらの太陽サーガ
浄化
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なら、別に良いかな」

涙目で頬をさするなのはだが、すぐに差し出した手をマキナは掴み、二人は仲直りの握手をしていた。これでなのはとマキナの間に溝が出来てしまう事は避けられたようだ。良かった良かった。

「さて、ゲストとの仲直りも済んだようですし、そろそろ本題を進めるとしましょうか」

「そうだな。裁判の事とか、はやて達の事とか色々話さなければならないが、今はマキナの手術を優先すべきだしな」

「ええ。では皆さんをこれから私達の戦艦ラジエルへご招待いたします。そこで話し合いの場を設けるとしましょう。医療室の準備は説明している間に済むでしょうから、時間の都合も丁度良いでしょう」

「ああ。それじゃあ案内してくれるか、エレン」

「お任せあれですわ、サバタ」

そう言ってエレンさんはお兄ちゃんやはやて、なのは達を案内しようとしたけど……皆は何故か魂が抜けたかのように呆然とした表情でエレンさんを見つめていた。

え? え?? 皆、急にどうしたの? なんで皆、信じられない人を前にしたみたいに唖然としてるの?

「……サバタ、もしかして……話しました?」

「ああ」

「やはりですか………」

ひそひそと会話したエレンさんとお兄ちゃんは、徐に耳を手でふさいだ。私も姉さんも訳がわからずに困惑した……次の瞬間。

『えええぇぇぇえええぇぇぇええええぇぇぇぇええええぇぇぇぇえええええぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!??????』

ラプラスに乗ってきた全員が一斉に周囲が轟く程の驚き声をあげた。あ、あまりの声量で、耳が……!


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