第2話 友達は魔王を育てなくてはいけない状況になってる
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え?……まさか!)
(『そうだ。つまり、『ただ』のかんしゃくであれ程の力を引き出したのは紛れもないあいつの資質だ。まあ、相棒には及ばないがな』)
あれー?やっぱし俺って人間辞めてる?
ギギギギギギギギギッ??
近くに建っていた鉄塔が今にも倒れそうなおとをだしてる
(『マズイぞ!あの赤ん坊がまだあそこに居るぞ!』)
ドライグに言われて気付いたが、それよりも早く駆け寄った奴がいた
(アイツ、ヴリトラのライン引きちぎりやがったのか??)
そう。男鹿である
抱えたはいいが鉄塔が倒れてくるッ!
「オオオオオオオッッッ??」
男鹿の咆哮と共に魔力が上がる
カッッッ????????
(……なぁドライグ)
(『なんだ?相棒』)
(鉄塔……吹っ飛んだな…)
(『お前も出来るだろ?」)
(………………ハッ!ハハハハハッ!イイねぇ。最っ高にオモシロイ??これだよこれ。俺が求めてたのはッ??)
(『嬉しそうだな』)
(当たり前だろ。最近魔界に行ってないし、あのじーさんやオッさんにも会ってないし、喧嘩もつまんねーから)
(『まあそうだろ。今のお前に喧嘩を売る奴なんて、力の差が分かってない雑魚か、本当の強者だけだからな』)
(ああ。楽しみだ。早く俺のところまで来てくれよ?男鹿)
あっ、アイツ気絶してる……
「おーい。古市!男鹿連れて帰るぞー」
「っは!…………………なぁ翔太」
「どうした?」
「お前って、さっきの…いや、アレ以上の事出来るのか?」」
「………………………………………………………さぁ?どうだろう?」
「おいッ!なんだよその長い間は!」
「ヤハハハハハハハ??」
「笑ってごまかすなー??」
「それはどうでもいいだろう。それより……ヒルデカルダ」
「………なんだ?」
「これはもう決まりだろ?」
「……そうだな。ハァ、仕方がない。本ッッッ当に仕方がないから、一応認めてやる」
「よし。じゃあアイツ運ぶか。あっそういえば……ヒルデカルダ」
「なんだ?」
「俺と『契約』しないか?」
「は?」
「何言ってるんだよ翔太!」
「悪魔ってのは、人間かじゃぁ本当の力を出せないんだよ。っでどうだ?」
「確か貴様は…ドラゴンと契約していると言ったな。そのドラゴンの名は?」
「えっーと、とりあえず1番使うのが赤い龍【ウェルシュ?ドラゴン】?」
「なっ??」
(ウェルシュ?ドラゴンだと??大魔王様が『ぶっちゃけ、アイツと戦っ
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