第2話 友達は魔王を育てなくてはいけない状況になってる
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と顔面を引きずりながらも古市をギリギリ助けれた
「大丈夫か?古市」
「が、顔面以外はってなんじゃコリャーー!」
「おい!ヒルデカルダ!あの赤ん坊なんで泣いてるんだ?」
近くにいる真っ青な顔をしたヒルダさんに呼び捨てだけど聞いてみた
「………お、おそらくは駄々をこねてるはず」
「アンタ侍女悪魔なんだろ!これを止めてくれ!」
「…………わ、私には無理です。こんな大泣き止められるのは大魔王様くらいしか……」
「ハァ…大泣きってレベルじゃ無いだろ…流石は魔王ってか?」
「イヤイヤ。何を感心してっるんだよ!あそこには男鹿が…」
「ああ、あいつなら…ホレ、倒れてるぞ」
イヤ〜あれで死なない男鹿ってバケモンだろ
(『相棒も人のことを言えないけどな』)
(酷いな。俺はそこまでオカシク無いだろ)
(『何を言ってるんだ。俺達ドラゴンに邪龍と契約してる奴の何処がオカシク無いんだ?俺達の1匹だけでも人間と契約出来た奴なんてい無いんだぞ?』)
(……………考えてみれば、俺が1番オカシイな……)
あれ?俺って人間辞めてる?
「おい!翔太!黄昏てないでどうにかしてくれ!お前ドラゴンと契約してるんだろ?」
「あ、ああ分かったよ。お前のご期待通りにどうにかしてやるよ」
と言っても、この状態じゃあアイツしかどうにか出来ないんだよな〜他のドラゴンは攻撃に特化している奴ばっかりなんだよね
そう考えながら、俺はあるドラゴンの名前を呼んだ
(おーいヴリトラちゃーん!朝ですよ〜!起きて頂戴〜)
(『うーん。なーにー?我が分身?どーしたのー?』)
(ちょっとヤバい事が起きてるきてるから力を貸してくれ)
(『んー。終わったら頭撫で撫でしてね?』)
(分かったよ。いくらでもしてやる)
ちなみにヴリトラは甘えん坊です
すると、俺の左手の甲に黒色のドラゴンのようなタトゥーが出できたと思ったら
左腕にまで伸びていく
「えっ、何それ」
「いいから見てろ。『伸びろ、ラインよ!』」
そう言うと、俺の左手から10本以上のラインが出てきて男鹿とベル坊に引っ付く
さっきまで激しかった電撃がある程度収まっていく
するといきなり電撃が止まった
「え?」
「男が…ギャアギャア泣くんじゃねぇ。ナメられちまうぞ」
(『ほう。相棒、あの男確か男鹿という名前だったか?』)
(ああ、そうだけど…やっぱアイツスゲーな。あんな状況から泣き止ませる事ができるなんて)
(『いや…そうじゃない。驚くべきところはそこじゃないぞ。悪魔は魔力を引き出すためには触媒が必要だという事を忘れたのか?』)
(
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