お願いがあるんだ
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初
ぇ。元に戻った途端、ひねくれるんだから……。せっかくサスーン城に居てイングズが目の前に居るのに、何か話していかないわけ?」
「話す事なんか、ないし。……じゃあな!」
イングズに一瞥もくれず、部屋を出て行ってしまうルーネス。
「ま、待ってよ! 帰るなら僕も……っ」
「ちょっと待てアルクゥ、────私に追わせてくれ」
そう云ってイングズは、逃げるルーネスを追って行った。
「……アルクゥ、あとはイングズに任せましょ?」
「う、うん、分かったよレフィア。……でもルーネスがクリスタルに願った事って結局、何だったんだろう」
「さぁねぇ………ルーネスのあの様子だと、多分クリスタルは願いを叶えてくれなかったのよ。あんまり無理な事云うもんだから、お仕置きとして一時的に幼児化させられたんじゃない?」
「そうかも、しれないね。ルーネスの願い、何かは分からないけど………いつか叶うといいな」
END
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ