11話
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「みんな・・・私は全速力でアラバスタに向かわなければならない」
「「「「・・・・・・・・・」」」」
「当然よ!そう約束したじゃない」
「なら、医者を探しに行きましょう。一刻も早くナミさんに元気になって貰って、それからアラバスタに向かう。それが・・・この船の最高速度でしょう?」
「そぉーさ、それ以上の速度は出ねぇ」
ビビの言葉に、ルフィは頷く
「いいのか?お前は王女として国民100万の心配しなきゃなんねぇんじゃねぇのか?」
「そうよ!!だから、ナミさんを病気を治してアラバスタに向かうの」
ウソップの問いに、ビビはそう答える。
「よく言ったぜビビちゃん。ますます惚れたよ」
「フンッ・・・いい度胸だ」
サンジとゾロもビビの提案に、笑いながら頷いている。
「ビビ、みんな・・・私のせいで、ごめんなさい」
「ナミさんのせいなんかじゃあないわ、あの島に上陸した以上誰がなってもおかしくないもの」
ナミの謝罪を、ビビは笑いながら答えた。
みんなの意思が固まった時に、カイトが声をかける。
「ルフィ、みんな・・・提案があるんだが聞いてくれ。・・・リトルガーデンで俺が倒した二人組が持ってたエターナルポースを手に入れたんだが(嘘だけど)これの目的地は、ドラム王国だ」
「「「ドラム王国?」」」
「あっ」
(ビビはわかったようだな)
「ドラム王国はかつて医療大国と言われているほど、医療が発達したところだ。ただ・・・最近はいい噂を聞かないから、どうなってるのかは分からない」
「「「・・・・・・・・・」」」
「ここなら、抗生剤がある確率も高いと思う。・・・ルフィ、ナミがこうなったのは俺に責任がある、俺だけがこうなる可能性に気付いていながら油断していた。だから「関係ねぇよ」・・・えっ?」
「誰の責任でもない!!それに、俺の船のクルーは絶対に死なせない!!」
「ルフィ」
「よぉし、次の目的地は『ドラム王国』だ!!!」
「「「「オオォーー」」」」
ルフィの一声により、麦わらの一味の目的地は・・・
医療大国・ドラム王国に決まった。
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