暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
11話
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ナミ達のいる場所から離れた森の中・・・

「何だお前は?」

黒いコートを着た男と傘を手にしている女の二人組が、カイトの前にいた。

「お前らの味方じゃあ、無いな」

「なら麦わらの一味か?」

「キャハハ・・・Mr.5コイツも消しちゃいましょう」

「そうだな」

そう言うとコートの男は指を鼻に突っ込んだ・・・瞬間カイトがコートの男の顔面を殴りつけた。

「ブヘェ・・・」

コートの男は数m吹き飛び動かなくなり、隣にいた女の肩に手を置き・・・

「10・・・」

放電しようとした時、近くの山が噴火を始めた。

(コートを倒したから、酒が爆発することは無いよな?・・・まだ3が残ってるし、急ぐか)

カイトが一瞬気をそらすと、女は空に舞い上がり・・・

「くらえ、1万キロプレス」

カイトをめがけて、落下してくる・・・

それをヒョイと交わして、地面にめり込んだ女の肩に手を置いて・・・

「えっ・・・ま、待って」

「まぁ・・・少しは加減するよ・・・100万V放電」

「キャアアアァァァァ・・・」

電流を流し終えると、女は意識を失いその場で倒れた。

(こっちは片付いた・・・後は3をどうにかすれば終わりだな)

カイトはその場を離れ、ブロギー達が戦っている場所を目指した。





ブロギ−とドリーは7万3千467戦目の戦いの真っ只中・・・

一進一退の攻防が続き戦いの途中、ドリーが足を滑らせた。

「なっ!?」

「とったぞ、ドリィー」

ブロギーが斧を振り上げ

「一世紀・・・長い戦いだった!!!」

斧を振り下ろす・・・

ドリーに当たる寸前で、カイトの刀が斧を弾いた。

「な、何のつもりだ!!!」

ブロギーの怒りに満ちた声が響く

「悪いな、ブロギー。お前等の決闘を汚したくなかったから、割り込ませてもらった」

「なんだと!?」

「この決闘は、その他の人間に邪魔されている」

「なに?」

「ドリーの足元を見てくれ」

そこには白い物が敷き詰められていた。

話を続けようとすると、ルフィとビビ、カルーがこっちに向かってくる。

「カイト、お前何やってんだ!!!」

反対側からは、ウソップとナミがやってきた。

「戦士の決闘を邪魔しやがって、見損なったぞ!!!」

ウソップが吼える。

「落ち着けお前ら、これには訳が「ウルセェー」・・・はっ?」

「決闘を邪魔するヤツなんか、ぶっ飛ばしてやる!!」

「ルフィ、落ち着け。勘違いだ」

ルフィはカイトの言葉に耳を貸さず、攻撃を仕掛けてきた。

「待てって、ルフィ」

「ウルセェ、
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