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インフィニット・ストラトス 乱れ撃つ者
臨海学校
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バレーをするクラスメイト達を見て、そう言ったラウラの目は、羨ましそうな感じだった。
……そんなこと言われたら、断れないだろうに…


「……海には入らないぞ?」

「い、いいのか? その、別に無理はしなくても……」


「無理はしてないよ。 ほら、行こうぜ」

ラウラの手をとって立たせてやる。
まあ、学生らしく遊ぶのもたまにはいいものだろう。


俺はラウラを連れてクラスメイト達のビーチバレーに加わることにした














「……なんでこうなったんすか?」

「お前達だけだと、バカな女子どもが夜になって遊びにいったりするだろ?」

「……そっすか」

「まぁ、そんな気にすることないぞ、中」


食事で一夏とオルコットによる多少のトラブルはあったものの、その後は何もなく今は就寝までの自由時間。
俺と一夏は何故か織斑先生と同じ部屋だった。


ちょ、これなんてバツゲーム


「それよりほら、千冬姉。 久しぶりにマッサージでもどう?」

「そうか? なら頼もう」


一夏の用意した敷き布団の上にうつ伏せで寝転がった織斑先生。
一夏は馴れた手つきで織斑先生の体を押していく。


「そう言えば姉弟だったっけ。 それはよくやってたのか?」

「まぁな。 馴れたけど」

「御堂、お前もどうだ? なかなかだぞ?」

「はは、遠慮しときますよ。 どうせなら可愛い女の子にやってもらいたいですから」

織斑先生の提案をやんわりと断っておく。
……にしても……

「んっ……おい、一夏、少しは、んっ、手加減しろっ…」


「ほら、千冬姉、だいぶ溜まってるじゃんか」


言葉だけ聞いてたらいろいろと危ないぞこれ。
俺は今は暇潰しに持ってきた本を読んでいるのだが、ほとんど集中ができない。
てか、織斑先生の声がエロいよ!!



「「「「「うわっ!?」」」」」


と、そこで部屋の襖が向こう側から倒れてきた。
襖の上には箒さん、オルコット、凰、シャルロット、そしてラウラまで

状態から察するに盗み聞きでもしていたのだろう。
大方、あの声に騙されていたようだ。
マッサージしている様子を見てあっけにとられているようだが








「全く、盗み聞きとは感心せんな」

正座させられている五人娘。
もちろん、説教しているのは織斑先生その人。


「いったい何をしていると思ったんだお前達は」


「いや、その……あ、アハハハ…」

凰が誤魔化すように笑い、他のメンバーも苦笑い。
唯一ラウラのみがキョトンとしていた


「ま、それはいいからさ、セシリ
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