16毒蛇と二人の滅竜魔導士
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「毒竜の一撃は全てを腐敗させ滅ぼす!」
「ぐっ!!」
それを見たエリオをは小さく唸りながら、コブラに向かって突撃した。
コブラに向かって雷を纏ったストラーダを突き出して攻撃する。
「毒竜突牙!!!」
それに対しコブラは牙のような毒の塊を放ち、ストラーダと衝突させる。
「おおぉぉぉおおお!!!!」
エリオは雄叫びを上げながらそれを貫こうとするが……
ドゴォォォオオン!!!
「ぐああああああ!!!!」
衝突していた雷と毒が爆発を起こし、エリオは吹き飛ばされる。
「エリオ!! 」
「エリオ!!」
「っ……大丈夫です!!!」
そう言って体制を立て直すエリオ。それを見たナツは小さく一息つくが……
「人の心配してる場合かよ?」
「!? ぐっ! ぐおっ! うあっ!!」
そのスキをついたコブラの猛攻よって、今度はナツが吹き飛ばされる。
「キュベリオス!!」
すると、コブラの声に反応してキュベリオスが口から霧のようなモノを吐き出す。
「毒の霧だ!!」
「うおおっ! お?」
キュベリオスが吐き出した毒の霧はナツたちの方へは行かず、コブラの方へと吸い込まれていく。
そしてコブラはその毒の霧をまるで食べ物のように頬張り始める。
「ど…毒竜だから、毒を食べてる…んでしょうか?」
「か…体に悪そうだな」
「お腹壊しそうですよね……」
ナツとエリオが暢気にそんな会話をしている間に、コブラは毒の霧を食べ終え。プハァっと一息つく。
「毒竜の…」
「ブレス!!?」
「マズイ!!!」
息を大きく吸い込み、頬を膨らますコブラを見て、急いで回避しようとするナツとエリオだが……
「咆哮!!!!」
「クラークヴァイント!!」
後衛のシャマルが防御壁を張りなんとか直撃を避ける。
◇エリオ
シャマル先生のおかげでブレスの直撃は避けれた。けど、このままだと、不味いです。
「仕方ありません……」
僕はストラーダを待機状態に戻す。
「ここからが僕の本気です!モード『龍神』!」
僕の体から白と黒の電気がでる。
「『滅龍神魔導士』のエリオ・M・T・ハラオウン………」
電気が強くなって全身を覆う
「行きます!!」
僕の姿が消える。正確には高速で動いていて目でとらえられていない。
「聴こえてるぜ、テメェの考えていることは!!」
「考えていることがわかっても!!」
「ぐはっ!!」
コブラに攻撃が当たる。
「考えているこ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ