原作開始
クラス代表決定戦
トラウマ……
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せて、思い出を作ることが出来るんだから。ふふ、記憶を残したままにしてくれた神様に感謝しないとね?」
神様に感謝ねぇ……
『感謝されてるぞ、ルナ』
『えへへ、と素直に喜びたいところだけど……』
『やっぱり楓と悠那をこの世界に転生させたのはルナじゃないのか? もしかして本当に偶然?』
『うん。なんで記憶が残ってるのかは解らないけど……。それに転生させていたなら、彼方くんに隠す必要がないし、共闘してもらった方がいいに決まってる』
そりゃそうだ。楓だって悠那だってあの世界じゃトップレベルの強さだった。十分に《闇》と戦えるどころか、勝つことだって出来る。あの世界から俺が代行者として選ばれたのなら、この二人のどちらかが代行者になっていたとしてもおかしくない。共闘したほうがいい。
『だけど、今の二人は前世の戦闘経験があるとはいえ一般人だ。巻き込むわけにはいかない。なにより二人を戦場に立たせたくない。もう大切な人が傷つくのを、大切な人を喪うのをただみてるだけなんて二度と嫌だ』
『勿論、それは私にも分かってる。だから、彼女たちにも私たちの使命はばれちゃだめ。それでいいよね?』
『ああ、それでいい』
ルナとの会話が終えると、ちょうどチャイムが鳴った。立ち歩いていた生徒はみんな慌ただしく席に戻る。
「では、授業を始めます」
……あ、本音と話すの忘れてた。
「ISは元々宇宙での活動を目的として創られたものなので、操縦者の全身をエネルギーバリアで覆っています。また、生体機能を補助する役割もあり、常に操縦者の肉体を安定した状態に保ちます。これは心拍数、脈拍、呼吸量、発汗量、脳内エンドルフィンなどが上げられて……」
「先生、それって大丈夫なんですか? 身体を弄られてるみたいでなんか……」
そりゃ不安だわな。勝手に体の状態を調節されてるんだから。
『私達は変なことしないのです!」
『分かってるよ』
「難しく考えることはありませんよ。皆さんはブラジャーをしていますよね、あれはサポートはしますが、人体に悪影響を及ぼすことはありません。もちろん、サイズが合っていないと型崩れしてしまいますが……って」
そこまで言って俺と一夏に気づいて顔を赤くし、
「織斑くんと駕狩くんには分からない例えでしたよね……あはは……」
クラスの雰囲気がこう……なんか形容しがたい青春?みたいな雰囲気になった。個人的にはちょっと苦手。あ、そうだ。
「なあ二人とも、そうなのか?」
「彼方、あんたねぇ……」
「それを女子であるアタシ達に訊くのはどう考えてもおかしいだろ!」
「すまん、ちょっと気になってしまった」
なんせ二人とも立派なものをお持ちでらっしゃるもので。まあ、さすがにデリカ
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