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美しき異形達
第四十五話 博士その六
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 そうだったというのだ。
「人造人間もな、しかしじゃ」
「しかし、ですか」
「彼は錬金術を科学に使っておった」
「あっ、それで」
「うむ、発明にも応用してな」
「それで特許をですか」
「数多く取っておったし研究費用に金を次々と出しておったし」
 博士は智和の祖父の話をさらに進めていった。
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