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美しき異形達
第四十五話 博士その三
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して僕を倒すのかな」
 こう言ってだ、怪人は。
 その手にだ、今度はその刃を。 
 一つではなく幾つも出した、そのうえで。
 その刃達を次から次にとだ、薊に放った。無数のブーメランが薊を襲うのだった。
 しかし薊はここでだ、刃をただかわすのではなく。
 真上に飛んだ、そのうえで。
 怪人と同じ高さまで至りだ、前にいる形になった怪人に対して。
 手に持っていた七節棍を放った、右手に持ったうえで棒に炎を宿らせてだった。
 棒を伸ばさせて突きを放ったのだ、その突きがだ。
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