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ドリトル先生と二本尻尾の猫
第四幕その三
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「それと両方とんでもなかったら」
「今度は周りが迷惑するね」
「うん、相手の人のことはお静さんが調べてるけれど」
「僕達はだね」
「お嬢さんを調べよう」
 是非にというのです。
「そうしよう」
「それじゃあね」
「そういうことでね。それと」
 お話が一段落してです、先生はです。
 ほっと一息ついてからです、お茶を一杯飲みました、日本のお茶をです。
 先生が一口飲んでからです、ふとでした。
 トミーがです、先生に笑顔で言いました。
「それじゃあもうそろそろ」
「ああ、いい時間だね」
「晩御飯にしましょう」
「今晩は何かな」
「カレーライスですよ」
 トミーはにこりと笑って先生に答えました。
「今晩は」
「ああ、カレーライスだね」
「もう作ってました、後は温めれば」
「食べられるね」
「それを食べましょう」
 こう言うのでした、
「皆で」
「うん、それで何カレーかな」
「今日のカレーはですね」
「日本のカレーはインドのカレーとはまた違うけれど」
 もう全く別ものになっています、日本のカレーとインドのカレーはです。お互い別のものになってしまっています。
 そのカレーにでついてです、先生はトミーに尋ねたのです。
「具が様々で味もね」
「甘口、中辛、辛口と」
「違っていて」
「それで今日のカレーはどんなのかな」
「中辛でソーセージにしました」
「ソーセージカレーだね」
「ソーセージを半分に切ってカレーの中に入れました」 
 その中辛カレーにというのです。
「お野菜もたっぷり」
「いいね、日本のソーセージもね」
「それもですね」
「うん、僕好きだからね」
 それでというのです。
「楽しみにしているよ」
「それじゃあですね」
「皆で」
「食べましょう」
 こうお話してでした、そのうえで。
 皆でそのソーセージカレーを食べました、王子は自分のお家に帰ってそこで自分の晩御飯を食べました。そうしてから先生は食べてからお風呂に入ってお酒を飲んでから寝ました、その次の日は日曜でした。
 日曜だからです、トミーが朝おきて御飯を食べてすぐにです、先生に言いました。
「それじゃあ今日は」
「うん、日曜だからね」
「お酒屋さんに行って」
「そう、そしてだね」
「そのお嬢さんにお会いしましょう」
「どんな人か見よう」
 先生も笑顔で応えます、そして。
 ここで、です。トミーは携帯を出して先生に言いました。
「王子にも連絡しますね」
「うん、昨日はね」
「王子は自分のお家に帰りましたから」
「またこっちに来てもらうんだね」
「そうします?」
「そうだね、そうしようか」
 先生は少し考えてから答えました。
「これから」
「はい、じゃあ」
「宜しくね」
 こう言
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