第22話 魁と黒の剣士、友と再会する
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から逃げようと湖に飛び込むが、アッサリと水竜型モンスターの餌食になった。
キリトたちも重戦士部隊を倒し終わっていた。
残るはメイジ一人だけ
リーファは剣を抜き、切っ先を向ける。
「さあ、誰の命令とかあれこれ吐いてもらうわよ!!」
「こ、殺すなら殺しやがれ!」
「この……」
「いや〜、危なかったな」
と、ここで緊張感が漂う空気を壊した男はキリトだった
「よう、ナイスファイト!良い作戦だったな。彼らの援護がなかったらやられてたぜ」
「は?」
「ちょ、ちょっと、キリト君?」
「お、おいキリト?」
今さっきまで敵対していたサラマンダーのメイジとリーファ、タカトラは呆気に取られてしまった。あえてソウジと山南は黙って彼らの様子を見守っていた
「まぁ、見てな。それで、ものは相談なんだけど、これ、今の戦闘で俺がゲットしたアイテムとユルドなんだけど、俺たちの質問に答えてくれたらコレ全部上げようかな〜なんて…」
「え?」
「あ、彼らとも話済みなんだけと、彼らも質問に答えたら彼らがゲットしたアイテムとユルドもくれるってさ。無論そこのケットシーとウンディーネ、サラマンダーも」
「…………まじ?」
「まじまじ」
そこで、メイジのサラマンダーとキリトさんはにやっと笑った。
「パパ…」
「お兄ちゃん…」
「お前って奴ぁ…」
娘と妹と戦友からの痛い責めの視線を受けながらキリトは交渉を続けた。その間キリトは背中から大量の冷や汗を流していたが本人はそれをあえて無視して交渉した
そして交渉の結果、いくつか分かったことがある。
なんでもキリトたちを狙ってきたのはサラマンダーの上の人からの命令だったらしい。作戦の邪魔になる危険要素だから攻撃を仕掛けてきたらしい。
そして今日、大人数の部隊が北に向かって飛んで行ったとのことだ。世界樹攻略なのかと思ったが、どうやら別の理由があるらしい。
約束通り情報は貰ったので、サラマンダーの人には先ほどの戦闘でゲットしたアイテムとユルドを渡して、帰した
「それにしても、さっきは援護サンキュー。アンタたちが来てくれて助かった」
「いいよ。かつての仲間の為だからね」
「仲間?」
「ちょっと忘れたのキリト?僕だよ、ソウジだよ」
「ええええええっ!?」
「?」
事情をまだ知らないリーファは首をかしげ、すでに察していたタカトラは黙ってその様子を見ていた
そしてタカトラは眼鏡をかけたウンディーネ…山南に話しかけた
「で…アンタは山南さんだよな?」
「ええ、君からの応援要請として急いでアミュスフィアとALOのソフトを購入したからここまで来るのに
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