第22話 魁と黒の剣士、友と再会する
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からやり直して何時間か飛べば済むことじゃない!奪られたアイテムだってまた買えばいいよ、ここはもう諦めようよ……!」
だがキリトもタカトラも、その提案は受け入れられなかった
「「…いやだ!」」
キリトが大声を上げた
「俺が生きてる間は、パーティーメンバーを死なせやしない。絶対にだ!」
続いて今度はタカトラが声を上げた
「オレも同じだ…仲間を助けるのに、もう迷ったりしない!オレは…魁先生だぜ!!」
「よく言ったね、キリト」
「なるほど…沖田君と藤堂君が気に入るわけですね」
頭上を二つの影が飛びこえた。
そして、目の前にそれぞれ刀を持ち、眼鏡をかけたウンディーネ、茶髪で猫耳のケットシーがいた。
キリトとリーファは誰か分からなかったが、タカトラはすぐに察した
「まさか…ソウジに山南さん!?」
タカトラの質問に2人は肯定するように頷き、キリトたちの横に立ち、眼鏡をかけたウンディーネがある作戦を伝えた
「まずは藤堂君…いえ、タカトラ君がサラマンダーの前衛を崩し、私とソウジ君が斬り捨てます。その隙をついてキリト君、君がサラマンダー部隊の中央まで入り込んで彼らを攪乱してください」
「やれるよね?」
「アンタたちは………いや、援護感謝する」
キリトがそう告げると、4人は構えを取り、最初にタカトラが走りだし、敵の前衛部隊を力任せに切り崩した
そして、分断させると、左右からソウジと山南と呼ばれたウンディーネが襲いかかった。あっと言う間に前衛部隊は混乱し、乱戦に入った。中々決着をつけられず、業を煮やしたリーダー格のサラマンダーは次の指示を出した
「くそっ!爆裂魔法だ!アイツらを吹き飛ばせ!」
「し、しかし、それでは前衛部隊も!?」
「そんなの知るか!いいからやれ!」
リーダー格のサラマンダーの指示にメイジ部隊が一斉に魔法と唱え始める。
その瞬間を待っていたかのようにタカトラ達が声を上げた
「「「今だっ!キリトっ!!!」」」
「うぉぉぉおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!」
獣のような雄叫びを上げたキリトが今度は走るのではなくジャンプで2m以上も高く跳び上がり、サラマンダー部隊の中央部分に着地した。普通ならそれは自殺行為だが、そこから先はキリトの独壇場だった。いくら武器の扱いに長けて、魔法を得意とするサラマンダーといえども、残っているのは後方支援が基本のメイジ部隊。接近戦最強クラスのキリトには敵う道理がなかった。そしてサラマンダーの前衛部隊を全滅させたタカトラ達も参戦して部隊はほぼ壊滅。リーダー格のサラマンダーは目の前の4人
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