第22話 魁と黒の剣士、友と再会する
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
道を塞いだ
「やばっ……」
「な……」
「にぃ…!」
俺は翅を使って急制動をかける。キリトは勢いそのままに壁に剣を突き入れるがあっさり弾かれる
「……ムダだよ」
「もっと早く言ってくれ……」
「言ってもそのまま行っただろうが…」
「お前だって行きそうになったくせに!」
2人の喧嘩が続きそうなのでリーファが目の前の岸壁の説明を始めた
「これは土魔法の障壁だから物理攻撃じゃ破れないわ。攻撃魔法をいっぱい撃ち込めば破壊できるけど……」
「その余裕はなさそうだな……」
3人の後方から赤いプレイヤー…サラマンダーの部隊が接近してきた
「飛んで回り込む……は無理。湖に飛び込むのはアリ?」
「ナシ。さっきも言ったけど、ここには超高レベルの水竜型モンスターが棲んでるらしいわ。ウンディーネの援護なしに水中戦するのは自殺行為よ」
「じゃあ戦うしかないわけか」
そう言ってキリトは自身の剣を構える
「それしかない……んだけど、ちょっとヤバいかもよ……サラマンダーがこんな高位の土魔法を使えるってことは、よっぽど手練のメイジが混ざってるんだわ」
「キリト…左 頼めるか?」
「もちろん」
「じゃあ、リーファ。後方支援を頼むぜ」
「え?」
「ここは場所が狭い…思いっきりとはいかないが、2人でならなんとかなる。だからリーファにはオレ達の回復を頼む」
「わ、わかった…」
リーファが後方に下がったことを確認したキリトとタカトラは目を合わせ、互いに頷いた瞬間…猛スピードで走り抜け、サラマンダーの部隊に突っ込み、戦闘が始まった
サラマンダーはキリトとタカトラに攻撃をしようとせず、三人が横並びになり、防御の姿勢を構えた。
キリトたちの一撃にサラマンダーはHPが一割減るが、後ろにいる、メイジ部隊がすぐに回復魔法で回復させた。そして、さらにその後ろに居るメイジが火炎魔法でキリトたちを攻撃する。
「ぐあっ!」
「がっ!」
爆発に巻き込まれたキリトとタカトラは吹き飛ばされ、HPがイエローにまで減った
リーファの回復魔法でHPを完全回復させる。HPが回復すると、キリトは再び走り出し、今度は下から斬り上げ、タカトラは逆に上から斬り下ろすように斬る。
それにより、サラマンダーの防衛部隊はHPが半分減るがすぐに回復させられ、またキリトたちに攻撃魔法が襲い掛かる。
タカトラはうまく避けたがキリトは斬り上げた時、ジャンプしたので今は空中に居る。
そのため、キリトは防御もできずに攻撃をモロに食らう
我慢の限界だったのか、リーファはキリトたちにある提案を出した
「もういいよ、お兄ちゃん!またスイルベーン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ