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ONE PIECE 〜音姫航海日誌
第2話 +α(キャラ設定&オリキャラ紹介)
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団の海賊旗が風に揺られ、バサバザと小気味のいい音を奏でる。

「あれから10年…はえぇもんだな」

「アテナ〜♪海賊船出来たって〜?」

「あぁ!見てくれよ!このデケェ船!」

よく目にした忘れるはずも無いブロンドの髪の女性が、後ろから銀髪の女性を連れている…。

あたしの妹分達!セイラ、ヘイラ!

「これで…うちら…海賊…」

紙姫(かみひめ)セイラ・懸賞金4300万ベリー。

斬姫(きりひめ)ヘイラ・懸賞金6700万ベリー。

これが今のあたし達さっ!

船員は全部で167名とあたしら3人!170人!

中々大きな海賊団を結成できたんだ。

「ほぅ…これがてめえらの船か…ちっ!沈めてやりてぇぜ」

気付けば後ろにはスモーカーとスモーカーの部下…。

「たしぎちゃん!久しぶりーー!!」

セイラがたしぎに抱きつく。むぅ…あたしだって…はっ!?ダメだダメだ…変な方向に…。

スモーカー大佐様様の部下…たしぎ曹長…。う〜ん。欲しい…。

「てめぇ!たしぎっ!海賊と馴れ合うな!」

「うるさいなぁ…スモーカーくぅーん?」

少しいやらしいポーズをしてみる……。

「馬鹿が」

思いっきり罵倒された上に冷えた…そんなぁ…。

あたしが心の中で1人泣いているとヘイラがすたすたとスモーカーに歩み寄り…。

「………目に毒だ…」

なでなでしてた…。あたしはいったいどーすりゃいいんだよ…。しかもスモーカーも手を払ったりしない…いい雰囲気だしてんじゃねぇ!このバカップルが!

注・付き合ってはいません。

「やれやれ…なんで俺は海賊の見送りに来てんだか…」

「いや、あたしらが知ったこっちゃねぇよバカップルが」

「トゲトゲしてんじゃねぇよ男女」

「あたしが気にしてることを!」

とりあえず1発殴っておいた。

もちろん、武装色の覇気付きで。

そうそう、あたしら、っていってもあたしとヘイラは見聞色、武装色の覇気を習得してる。セイラは武装色だけがすこーし…扱いにくいみたいだがな。

「ってぇな…てめぇさっさと沈んでしまいやがれ」

「…戦争するか?」

「俺が負けるわけねぇだろうが」





あらあら…少し喧嘩気味になっちゃってるわね…。

ヘイラもこの人好きなら告白すればいいのにね。あたしはたしぎちゃん愛でとくからいいも〜ん♪

あ、でもこのままだと本当に夜になりかねないから止めなきゃね♪

「ほらほら♪出航しないと夜になっちゃうわよ?」

「あっ!それはダメだ!野郎共!食料や水!物資を積み込め!」

そう言えば…アテナが船長だったわ♪

「ところで航海士とかコックさんとか乗ってるの?」

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