入学編
第1話 始まり
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んなから置いてきぼりにされている。なんとも哀れな幹比古である。
その後は書くのが面倒臭いので省略。
下校時間。達也と深雪は仲良くなったほのか,雫,レオ,エリカ,美月,ミキではなく幹比古達と一緒に下校することにした。
ほのか達とはすぐ仲良しになった。恋愛話や世間話やらしていたところ…、
?『おい。』
『『『『?』』』』
後ろから男性の声がした。明らかに、達也達を呼び止めているようだ。
呼び止められた達也達は立ち止まり、声のした方へ振り向いた。するとそこには、深雪の1年A組のクラスメイトと思われる男子生徒が立っていた。
達也がふと…、
達也『なにか用か?』
っと尋ねた。
すると男子生徒は…、
?『お前、司葉 達也だな?』
っと名前を聞いた。一方の達也は、
達也『そうだが、そういうお前は?』
っと返した。こう返された男子生徒は…、
?『僕の名は森崎 峻。』
達也『森崎 峻…ああ、一昨年のJDTジュニアの部で予選落ちしたあの…。で、一体何の用だ?』
達也達を呼び止めた男子生徒の名は森崎 峻。深雪のクラスメイトでJDTジュニアの部で惜しくも予選落ちしたデュエリスト。しかし、JDTジュニアの部の出場経験がある以上、決して弱いという訳ではない。
すると、森崎は突然、デュエルディスクを取り出した。
達也『何の真似だ?』
達也は聞いた。
森崎『デュエルしろ。』
達也『え……。』
森崎は、達也とデュエルをしろと言い出した。
これを聞いた達也は驚いた。
森崎『僕が勝ったら、深雪さんと付き合わせてくれ。』
なんと森崎、深雪を賭けてデュエルして欲しいようだ。
達也『俺が勝ったら……?』
っと達也が森崎に聞き返した。
森崎『大人しく引き下がる。』
っと達也に返した。
深雪『お兄様……。』
一方、デュエルの種になった深雪は、心配そうな表情で達也にこういった。果たして、達也の答えは…。
達也『いいだろう、望むところだ。』
あっさりOK。
エリカ『え、達也君いいの?承諾して?というか深雪、あんたもなんとかしなさいよ!』
深雪『無駄よエリカ、それに、お兄様がそう簡単に負けるはずがありませんもの。』
エリカ『そりゃそうだけど……。』
深雪に止めないのかと言ったエリカだが、逆に言い返されて反論できなくなった。
無論、深雪の言っている事は間違っていない。達也はJDTジュニアの部優勝経験者であるのに対し、森崎はJDTの出場経験はあるが予選落ちしている。森崎に勝ち目がないことは、誰にでも検討は付いていた。にもかかわらず、達也にデュエルを挑むなど、飛んで火にいる夏の虫である。
そんなエリカ達をよそに、深雪を賭けた達也と森崎のデュエルが始まった。
『『デュエル??』』
続く。
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