新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第27話
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野郎。」
「も、申し訳ございません。この前盗んでしまったビックリ箱をお返しに来ました。」
「何を今更。散々ひどい目に遭わせやがって。」
「あたしなんか、カオルちゃんがいなかったら、ダンサーでいられなくどころか、殴り殺されていたのかもしれないよ。その鋼の体、弱い者いじめをするために鍛え上げたの、恥!!!!」
「申し訳ございません。」
「ミユキ、大輔、一体どうしたの。」
「この前話した憎っきチンピラ野郎ですよ。」
「でも、大分反省しているようだよ。」
「許してあげたらどうですか。」
「この方って、オードリーのマネージャー。」
「そうよ。これだけ謝っているのだし、もう2度とあなたちに危害を及ぼす意志はなさそうよ。」
「それに、カオルちゃんの聞いた話では、自首して法の裁きを受けようとしたのよ。」
「ケッ、国家権力でもこの男を許してしまったのかよ。」
「今は隼人君、カオルちゃんが保護観察人になっているわ。」
「そうなの。大輔、もう許してあげましょう。それにビックリ箱も返って来たし。」
「うん、姉貴、分かったよ。」
すると、ラブたち5人も現れた。
「皆、どうしたの。」
「隼人君が謝罪に来たのよ。」
「お願い、ミユキさん、大輔。この私に免じて許してあげて。」
「ラブちゃん、皆。大輔いいね。」
「うん。」
「許してあげるわ。」
「ありがとうございます。」
「ところで隼人君。」
「はい。」
「逞しい体しているわね。男性ダンサーとしてでもやって行けそうよ。」
「ありがとうございます。」
「隼人君、今仕事しているの。」
「はい、建設・土木の作業員をアルバイトでやっています。」
「なるほど、この体だからね。」
「ありがとうございます。」
「隼人君はボディビルコンテストに出場するんでしょ。」
「はい。」
「もう皆、並んでいるわ。」
「早く行って。」
「ありがとうございます。」
隼人は、ボディビルコンテスト出場者の列の方へ向かって行った。
「ミユキさん、これを渡すの忘れたわ。」
「これは、ドーナツの入った袋。ありがとう。皆で食べようね。」
「はい。」
みんなで座ってドーナツを食べ始めた。
「アグン。」
「うーーん、美味しい。」
「ヒヒヒヒヒッ。」
「何か良いことあった。」
「皆、楽しそうね。」
「エヘヘヘッ。」
「まだ、秘密。」
「後のお楽しみです。」
「うんうん。」
「何だかおもしろそうね。」
「OK。それじゃあ、お楽しみにしてるわね。」
オードリーの楽屋
「さあ、出番よ。」
「はい。」
「ウィッ。」
オードリーの2人は特設ステージへ向かった。
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