新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第27話
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カオルちゃんがいなかったら、ミユキさん、大変なことになっていたかもしれないよ。」
「今でも、プンプンカンカンだよ。そんな体で女性に暴力を振るうなんてね。」
「でも、ここで謝罪しておけば、きっと隼人君は真人間になって幸せゲットできるはずよ。お教えするわ。」
「ありがとうございます。」
「大輔君は今、カオルちゃんのドーナツカフェにいるわ。それでもいなかったら、稲荷神社のイベント会場舞台裏へ行ってみて。トリニティの貼り紙貼ってあるから。」
「分かりました。それでは失礼します。」
「隼人は稲荷神社の方向へ向かって行った。」
その後ラブは、既に記入したエントリー用紙をダンスの受付箱に入れた。
「パンパン。」
「お願いしまーーーす。」
「エヘッ、もうラブちゃん、お参りじゃないんだから。」
「アハッ、そうか、アハハハハッ。」
「はい、じゃあこの番号札を付けておいてね。時間になったら、スタッフが声を掛けますので。」
「はい。」
ラブたち3人は、天使の像がある受付会場を後にした。
「さあ、新高島平駅へ行こう。」
「あの娘を迎えに。」
「そうよ。」
「フフフ、お願い。フリップーーゥ。」
「フワーーーッ、ドデッ。」
「うわぁぁぁぁ、ひっくり返った。」
ダンスと漫才の受付箱がひっくり返った。ボディビルの受付箱は無事だった。
数分後、新高島平駅
「あら、由美ちゃんおはよう。」
「赤い浴衣が似合うね。」
「ありがとう。ところで、誰か待ってるの。」
「麗子ちゃんだよ。」
「あのミキタンのクラスメートの子。」
「そう、一緒にダンスをやることになったから。」
「是非、会ってみたいわ。」
すると、上からアナウンスが聞こえた。
「ピンポポポピンポポポポロローーーン。」
「間もなく2番線に西高島平行き電車が到着します。ホームドアから下がってお待ちください。」
「いよいよ、来るわよ。」
しばらくして
「ゴオーーーーーッ。」
「キューーーーッキューーーーッキューーーッキューーーッキューーーーウーーーゥーーーッ。プシュ、パンポンガラガラ。」
「ピューーーッピューーーッ。」
「新高島平、新高島平。2番線は西高島平行き電車です。」
「タタタタターーアーーータタタタターーアーーー。」
「プシュ、パンポンガラガラ。」
「タタタタタタタンタタタタタタタン。」
「麗子ちゃん来るかなあ。」
ゾロゾロと降客が改札口へ向かって来た。
「ピッピッピッ、スルッと、ピッピッピッ、スルッとパッ。」
「あれ。」
「この季節に何と言う格好。」
「帽子被ってサングラスかけて更にマスクまでして。」
「その問題の厚着着太り大男が改札を出ようと
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