新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第27話
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春日氏は更衣室へ行った。
「若林君は、私と一緒に車に乗って向かうわよ。」
「はい。」
クローバータウンストリート
ラブたち3人は朝からうろついています。
「さぁーーーて、ダンス大会のエントリー用紙もバッチリ書いたし、後はこれを出すだけだね。」
「でも、受付ってどこかしら。」
「そうだね。あーーっ、カオルちゃんのドーナツカフェだ。」
「エッ、ドーナツ。」
「私、カオルちゃんに場所を聞いてくる。」
「ああっ、ちょっとラブ。」
「カオルちゃーん。」
「いらっしゃい。」
「ああっ、大輔。」
「うわーーっ、ラブ。」
「こんなところで何やってんの。」
「何って、姉貴にドーナツ買って来いと言われて来たら、カオルちゃんに『手伝って欲しい。』って。なのに、いなくなっちゃたんだよなぁ。」
「じゃあ、私がミユキさんに買って行くよ。」
大輔はラブの浴衣姿を見てボーッとしている。
「うん、何か付いてる。」
「ラブ、その浴衣。」
「ヘッ、浴衣。」
「いらっしゃい、お嬢ちゃん。オッ、浴衣もイカすね。最高。」
「アハッ、本当。」
「本当の反対の反対。良いもの見せてくれたから、ハイサービス。」
「ありがとう、カオルちゃん。あ、あのね。ダンスコンテストの受付ってどこか知ってる。」
「確か、天使の像の前だったぜ。」
「分かった。ありがとう、カオルちゃん。」
「ああっ。」
「じゃあね、大輔。」
「エッ、おい、ラブ。」
「ああっ、行っちゃったぜ。少年もホメ言葉ぐらいかけてあげなきゃダメだぜ、グハアッ。」
「フウーーーッ。」
天使の像の前
3つのエントリー受付箱が置いてあった。左から順にダンス、漫才、ボディビルだった。右のエントリー用紙を入れる大男がいる。西隼人である。
「おっ、ラブちゃん、美希ちゃんに祈里ちゃんではないか。」
「は、隼人君。」
「お久しぶりね。」
「今、どうしてるの。」
「6日前からアルバイトだけど、建設作業の仕事してる。」
「そうなの。」
「本当に立ち直るのが早いね。もう働いているなんて。」
「幸せゲット、近いね。」
「そうかい、ありがとう。ところで、ミユキさんか大輔君にお会いしたいのですが。」
隼人はポケットからビックリ箱を出した。
「こ、これは、春の文化祭で盗まれたビックリ箱。」
「俺が、悪のウェスターだった頃、インフィニティだと思って盗んでしまったもの。君たちに助けられてから、何としても返して謝罪したいのです。」
「それで大輔君に謝罪したいの。」
「そうです。それと、ミユキさんにも謝罪したいのです。」
「確か、アカルンを捕まえようして殴りかかったよね。」
「
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