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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-15 紡ぐ未来のその先へ
Story15-1 黒と蒼、対の二刀
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に剣を構える。

「……俺が前やるから他の3方向頼めるか!?」

「ならその方向はヨロシクね」

「うん、うしろは任せて!!」

「お前もミスるなよ!!」

俺の問いにマリン、リーファ、キリトの3人は笑いながら答え全員で背を合わせる。そのままクルクルと回転しながら目の前に出現してくる守護騎士を次々と斬り倒していく。

さらに、シルフ隊、ケットシー隊の援護で白い肉壁はどんどん溶かされていくように薄くなっていた。

「せあぁぁっ!!」

力を振り絞って壁を破りその壁に目を向けるとその抜けた先には、レコンが最初に開けてさらにシルフ、ケットシーが攻撃を加えたあの穴がまだぽっかりと開いているのが見えた。



「うぉぉぉぉっ!!」

「うおあぁぁぁっ!!」


絶叫し俺とキリトは速度を落とさずに肉壁へと突進する。だがそれも阻止しようと怨嗟の声を上げながらさらに体当たりを仕掛けてくる騎士の姿が見える。

「お兄ちゃん!!」「セイ兄!!」

その声とともに俺とキリトの両端から、魔法が放たれた。


それぞれ二刀を構えて俺とキリトが特攻し、まとめて2匹、3匹、4匹と次々に引きちぎっていく。

「「行っけぇぇぇぇっ!!」」



そしてあの壁の一歩手前まで来た。

まだスタートにすら立ってない…………あの世界を終わらせるための!


この思いだけで剣を振りぬき、その一歩を過ぎるとすぐに遠いと思われていた内部へと繋がるゲートが。ゲートに剣が突き刺さりその下には通り抜けてきたとは信じがたいほど守護騎士でできた肉壁が雲のように存在していた。

「……ついたな」

ゲートに足をついた途端、そんな言葉が出て先に来ていたキリトと一緒に思わず笑ってしまっていた。
















Story15-1 END
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