番外編:もしも…
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れているあいつに自分の気持ちなんか分かるものかと。
大輔「みんな、そろそろ戻るか」
全員【はーい】
タケルは全員がいないのを見て一気に走り出した。
あまりにも酷い気分だったから。
大輔は深い溜め息を吐いていた。
フェイト「どうしたの大輔?」
大輔「ん?我慢のし過ぎは身体に毒だと思ってね」
フェイト「ああ、もしかして彼?」
大輔「そういうこと。自分一人で世界中の不幸背負ったようなツラしてる馬鹿。あいつは馬鹿だな。石田さんもあいつの両親も会おうと思えば会えるだろうに。フェイト達のように会えない事情があるわけでもないのに…。どうしてあいつは勇気を持てないんだか」
フェイト「みんな大輔のように強いわけじゃないよ…。彼の場合、自分の言葉で家族を離婚させちゃったんでしょ?多分それがトラウマになっちゃったんだよ」
大輔「いつまでも過去にこだわっていても仕方ないと思うけどな」
二人は寄り添いながらパーティー会場に戻るのだった。
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