暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
番外編:もしも…
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言い捨て、大輔は家族と共に歩いていく。
子供達が現実世界にデジモンが侵攻してきたことを知り、全員が向かった。
































大輔「とんだクリスマスだな」

賢「まあ、いいじゃないか。これも思い出だよ」

ルカ「こんなクリスマスが何度あっても困りますが?」

ユーノ「まあまあ」

満面の笑顔で賢の発言にツッコミを入れるルカ。

なのは「まだ時間あるよね?」

フェイト「うん」

はやて「よーし、朝まで飲むで、騒ぐでえ!!」

ティアナ「はやてさん。まるでお酒を飲むおじさんみたいな言い方は止めてよ」

スバル「もっとケーキ食べたーい!!」

わいわい騒ぎながら、パーティー会場に向かおうとする大輔達。

太一「確かにとんだクリスマスイブだったな」

太一が首を竦めた。

ヤマト「ま、これも一乗寺の言う通り思い出だろ」

ヤマトが微笑む。

空「そうね…」

その柔らかい視線を受けたのは、空だった。
自分ではなく。
兄を彼女に取られたと分かった。
一瞬で、しかしこんなのは、ずっと覚悟して来たことだ。

タケル「お兄ちゃん、モテるからねえ。むしろ今まで彼女いなかったことのが不思議なんじゃない?」

アリサ「確かに顔はいいけどね。ヘタレだけど」

ルーテシア「言い過ぎですよ〜」

タケル「ふうん…そう、よかったね、おめでとう。(そりゃ弟どころじゃないよねえ。新しく守るものが出来たから、古くなって使い物にならない玩具はもういらないってわけで。今度は空さんに存在意義を求めるの?上手くいくといいね)」

大輔「…何だ、付き合うことにしたんですか?」

ヤマト「ん?ああ、今日からな。」

ブイモン[へええ…太一ご愁傷さん。安らかに眠れ]

太一「うるせえ!!というか笑いながら言うことか!!」

チビモン[何回やっても何回やっても、ヤーマートーにーは敵わーないよー。気づいた時には既に空の心はヤマトに、決意した時には既に手遅れになったよ。イメーチェーンしたけれど恋人になられちゃ意味がない!!]

太一「うるせええええええええええええええええええええ!!どっかで聞いたような歌を改造して歌うなああああああ!!」

太一の怒声に全員が爆笑した。
あの大輔ですら忍び笑いをしている。

タケル「(幸せにね。僕は強いから大丈夫。あの頃のお兄ちゃんと同じ歳だし、一人でも大丈夫だよ。仕方ないよ。もう…お兄ちゃんには僕は必要ないんだ)」

大輔はタケルを見遣る。
呆れ果てたような顔。
タケルはそれを見た瞬間、叫びそうになるが、理性を総動員して抑える。
恵ま
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