都外のアニメフェス
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って。」
「もしかしたら、荒れるってことだな。」
強盗青年を置いておき、先程追い返した実行委員長に電話をかけた。名刺もしっかりと保管している。すると青年は情報料の代わりに釈放しろと訴えてきたので、ボロボロの美咲の椅子と化した。
「あ〜、もしもし。秋葉原総合警備です。先程のご依頼ですが…。」
申し訳なく、実行委員長を戻って来させ、再び話を始めた。今日もなかなかの報酬で、美咲に美味いものを食べさせることに。
「陽一。何であのおじさん、戻って来たの?」
「アニメフェスティバルとやら、行くことになった。警察は頼りねぇが、なんとかしてくれる。」
遠慮なく、追加を注文する美咲。健康な人はよく食う。ろくな警備ではないので、荒れるようでなければ、自分達もフェスを楽しめるだろうか。よく目にする青い服の警備員もいるだろう。
「ところで、場所どこ?」
「千葉だな。」
有名な遊園地のイメージしかない。ついでに行きたいという要望は、陽一には届かなかった。明後日には出発する。
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