エドラスでの出会い
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っている。
ウェンディは動きやすいように大きなリボンの服とミニスカートで髪はツインテールにしている。
ハッピーはマントに甲冑、シャルルはどこかの国に出てくるような民族衣装、
エマは大きな麦わら帽子に白のワンピース。三人とも顔をなるべく隠すようにしていた。
「へー。エドラスの服も結構いいもんだな。似合ってるぞウェンディ。」
「えっ!!?うん…ありがとう…。」
ウェンディは顔を赤くしながらタクヤに礼を言った。
(「この服帰っても着ろう…。」)
「ん?んんっ。」
ナツは窓の外に何かを見つけたようだ。
「妖精の尻尾だ!!!!」
「「ええ!!?」」
なんとナツが見つけたのは目的の妖精の尻尾だったのだ。
「何か形変わってるけど妖精の尻尾だ!!!間違いねー!!!」
「あいさー!!」
「ちょっと!!」
シャルルの静止も聞かずナツとハッピーは走っていった。
「みんな無事だっ!!!」
「あっけなく見つかったね。」
中には妖精の尻尾のメンバーがいた。
「ちょっと待って!!!様子がおかしいわ!!!」
追ってきたシャルルに止められナツとハッピーはみんなに話しかけられなかった。
「言われてみればなんか雰囲気が…。」
その後ろからタクヤたちが隠れるようにしてやってきた。
「あっ!!あれ見てください!!」
エマが指さした方には髪型は変わっているがジュビアがいた。
「ジュビア、これから仕事行くから。」
「ま、待ってよジュビアちゃん!!!」
そこに一人の体の大きな男が現れた。
「オレも一緒に行きてぇな〜…なんて。」
「暑苦しい。何枚着てんの?服。」
そこにいたのはいつも半裸か全裸でいるグレイだった。だが目の前にいるグレイは何枚も厚着してきた。
「…な、」
「もっと薄着になってから声かけて。」
「ひ、冷え性なんだよっ!!」
「何じゃコリャ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
ナツは目の前の異様な光景に悲鳴をあげた。
ほかのところでは何やら誰かが説教をくらっているようだ。
「情けねぇなァエルフマン。」
「また仕事失敗かよ〜。」
「恥ずかしいっス。」
なんとジェットとドロイがエルフマンに説教をしていた。なんとも不思議な光景である。
そして、こちらにも…
「カナさん、たまには一緒に飲みませんか!?」
「何度も申しているでしょう?私、アルコールは苦手でございますの。」
「ぶほぉっ。」
あの酒豪のカナが逆転して清楚な格好に紅茶を嗜んでいる。まるで別人のようだ。
そのほかにもいつももじもじしていたアルザックとビスカがイチャイチャしていたり、
ナブが仕事に追われていたり、あの温厚なリーダスがやさぐれていたりと
ここにいるみんなタクヤたちが知っているみんなとは違
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