生意味
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希望
俺は聖也のことで希望を見つけた。人を助けれる。暴走状態は理性が崩壊している。
その時に、誰かが助けてあげて、気づかせてあげると本人も目が覚める。っていう事なのかと自分で自分の仲で理解した。まるで、一人の子に声をかけてあげるような・・・
俺は何かに気づいた・・・しかし、思い出せない。何だ・・・!?
思い出そうとして五分考えた。だが、止めた。新しいことを考えようと思った。
俺は聖也と生き残っていく誓いをした。
「聖也・・・俺達と十何人かで生きよう・・・絶対に・・・!!」
「ああ・・・絶対な!!」「信じてるぞ・・・聖也」「なんかキモイな俺達」と笑いながら登校した。今日は希望の日だ・・・!!一二人が生きてる・・・俺は一日一日をどうでもいいと思っていた。だが、こんなに生きることに感謝した日はない。俺は一日一日を感謝することにした。小波も少し元気になっていた。
そんな中で俺の隣の女子が
「ねえ?」「どした?」「聖也を助けたん?」「まあ、助けた言うか何というか・・・」「ありがとね」「あ、ウイッス」そう、こいつは聖也の双子の幡 詩織だ。
イケメンに可愛い奴なんて家族だと改めて感じた。
「おい!!授業に集中しろ!!」「あ、サーセン」クラス中笑いが起きた。その笑い声は一二人の声以上に聞こえた。急に記憶がフラッシュバックした。今まで見ていた二-四の光景だ。懐かしいな・・・これももう、そう考えた瞬間・・・頭に急に激痛が走った。体験したことのない、痛み・・・そして、吐き気体中が痛い・・・!!
「アアアアアア!!」「おい!!」聖也の声だ
「アアアアア!!」俺はこの間意識はあった。もしかして、今までの奴らもこうだったのか・・・
暴走している今が一番生きたい・・・そう思っている。生きたい・・・生きたい・・・!!そう思うがばかりに周りが邪魔になることもある。その生きたい気持ちと恐怖感が戦っているその時が気持ち悪い、吐き気がこみ上げるような感じ・・・みんなそうだったんだろう・・・建太も蒼大も・・・他の奴も全員・・・。生きたい・・・生きたい・・・!!みんなその気持ちが勝ってしまったのか。歯止めが利かなくなる。たまには恐怖心も受け入れることが大切なのかもしれない。しかし、そう考えたときにはもう遅かった。
生きたいが為に理性が崩壊した。生きたい・・・そう思う気持ちはこの世の何にも置き換えれない。親というのは子どもが殺されれば殺しに行く程の強さを持っている。生きるためには何でもする。金、名誉、そんな物は生きていなければ意味がない。
生きるためには人も殺す。しかし、この病は止めれない。その暴走が始まる前に、恐怖心を受け入れているときに。たまには、嫌なことも受け入れて、そこから改善して行くことも出来る。ちょっと考え、今やっている事が正しいか、これをやったらどう
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