生意味
[8]前話 前書き [2]次話
一人目の病状を聞いてみた。死ぬ前日、実は俺は話していた
俺のクラスは二-四・・・そいつは二-五
病気にかかるような奴ではないのだがこの病は人を選ばないらしい・・・
そいつの名前は川上 建太野球部だ。
建太とは小学校からの付き合いで仲が良かった。建太は野球部で一,二を争う程の野球の上手さだった。
そんな奴が、死んだのだ。俺は勇気を出して家族に聞いてみた。
そのときの事を思い出すと辛い。家族は涙ぐみながら話してくれた。とても辛かったんだろう。右腕は拳を握りしめていた、気持ちを抑えていたのがすごいく分かった左腕でその拳を握っていた。
「ああ、いらっしゃい・・・」
「すいません・・・お邪魔します」
「どうしたの?」「いえ・・・あまり聞かん方がいいと思うんじゃけど」
その後、少し間があったが話してくれた
「そうね・・・少しでも私もこの事を話してすっきりしたいし・・・」
「ありがとう・・・おばさん」「実はね・・・」
「暴れ出したのよ」「・・・え?」「急に暴れ出してね・・・教科書とかをめちゃくちゃに引き裂いて、倚子とか投げて机を思いっきりたたき出したり・・・」
よく見るとこのリビングもどこかといつもと違うような気がした
「私たちは、何とか抑えようとしたんだけど・・・」
おばさんが可哀想だからここで話を聞くのを止めた。
「おばさん・・・ありがとう。」
「おばさんの方もね、ありがとう・・・」
確かに、調べたとおりだが・・・まだ、よく分からない・・・何故暴れるのか・・・
何故自殺するのか・・・もう少し、調べよう・・・
[8]前話 前書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ