学園生活?
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ら、こんなにしつこく言っているとは思うが、お説教は、何時間も聞いていて良い気分にはならない。
今日が始業式だったことに感謝。
ー体育館
やっと校長先生の長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいお話が終わった。
居眠りしている生徒も結構いる。私の前にいるサラも夢の国にいる。
「ほら、サラ起きて。始業式もう終わるよ」サラの肩を揺する。
「うう〜ん(ムニャムニャ」か、かわいい。しばらく見ていたいがそんな暇はない。
「サラ。早く起きないと先生が来るよ」さっきより強めに肩を揺する。
「ふぁ〜...おはよう姉さん」やっと起きたようだ。
「おはよう。でも早くしないと『居眠り隊』に数えられるよ?」
「『居眠り隊』って?」
「そっか。サラは知らないのよね」そう言う私もついさっき思い出したばかりだけど...
~居眠り隊とは~
二週間の間、集会や授業で5回以上寝ている生徒を先生が放課後、体育館に集めて、話し合いをする会がある。(全学年)その時の面子が毎回同じ人ばかりなので、居眠り隊と皆から呼ばれている。
(『居眠り隊』か...懐かしいなぁ〜。私は居眠りなんてしたこと無いけど。)
ー教室
「今日は、4時限までで、完全下校なので掃除が終わったらすぐに帰るように」
先生が今日の予定を皆につたえるが、喜ぶ生徒はいない。
今はまだセカンド・インパクトから3年しかたっておらず、このクラスには、両親が居ない子も多い。そのため、親戚に預けられている子もいるのだ。しかし、このご時世。好んでお金の掛かる学生を引き取る家庭は少ない。引き取っても放任することが多い。だから自分で生活費を稼ごうと親がいる居ない関わらず殆どの生徒はバイトをしている。私自身、前世は高校卒業までバイトを掛け持ちしていた。夏休みなどバイトがずっとあったので楽しい思い出なんて殆どない。
そんな暗い過去を思い出しながら、帰路につく。サラは、同じ掃除場所の男子がふざけていて長引くので先に帰っておいてと言われた。
「あっそうだ。夕飯の材料を買わないと」一旦足を止め、スーパーのある商店街に行く。
「キャッー引ったくりよ!」近くで女性の叫び声がきこえた。
(またか...)現在、世界各国で引ったくりや盗み、誘拐などの犯罪が多発している。日本も例外ではない。まあ、2001年に比べればかなりマシになってはいるが。
前なら自分には、関係ないと思い無視していたが、私が戻ってきたのは、未来を変えるため…
犯人であろう男がナイフを振り回しこちらに走ってきた。
「じゃまだ!どけっ!」周りの人達は、慌てて道の端に避ける。
(ナイフの使い方がまるでなってない)
NERVは特務機関なので対人訓練があった。苦手だったけど素人には負けない自身
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